デカすぎ? 個性派でカッコいい? “和製ラグスポウォッチ”で話題を呼んだキングセイコー「バナック」はどう受け取られたのか。SNS反響を探る
70年代を象徴するヘリテージモデルが、スポーティなデザインをまとって復活
およそ半世紀にわたる長い眠りから2022年に覚醒し、ハイエンドなメカニカルウオッチブランドとして華々しい復活を遂げたキングセイコー。
安定した性能・品質と風格漂うデザインで、国産機械式時計の新しい価値を提案しつづけている同ブランドにおいて今年大いに話題をさらったのが、7月にデビューを果たした「バナック」コレクション。
1970年代にアヴァンギャルドなスタイリングで一世を風靡したヘリテージモデルから名前を受け継ぐこのシリーズは、スポーティデザインを独自の審美眼で再定義した意欲作です。
最大の特徴は、まるで金属の塊から削り出したかのような力強いシルエット。高度な研磨技術がほどこされた鏡面仕上げと、ベゼルを排したボックス型ガラス、そして東京の美しい街並みから着想を得てデザインされたグラデーションダイヤルが、手元で鮮やかなコントラストを織りなします。
また、安定した精度と72時間のロングパワーリザーブを誇る新開発のメカニカルキャリバー 8L45の搭載や、新生キングセイコーとしては初となるシースルーケースバックの採用も話題に。
ブランドの新たな地平を切り拓く旗手として全く新しい姿で生まれ変ったバナックには、現在もなお国内外から熱い視線が注がれています。

熱狂的な歓迎の一方で、サイズや重さにシビアな意見も?SNSのリアルな評判を分析
この新生バナックに関する第一報が正式に発表されたのは今年3月のこと。
リリースが配信されるや、まず聞かれたのは「うおぉ! キングセイコーにバナックが復活!?」など、コレクション復活に対する歓喜の声。
70年代当時とは全く異なるコンセプトとスタイリングでローンチした新生バナックは、従来モデルの“復刻”でこそないものの、いまなおヴィンテージウォッチとして高い人気を誇るコレクションの再始動に対し好意的に受け止めるファンが多かったようです。
独特のスタイリングに対しても「なかなか個性的なラグスポ」「いつまでラグスポ系のデザインこするんだって言うのはあるけど、70年代の雰囲気しっかり出ててかっこいい」「こういうデザインの時計もつけてみたい」など、期待の声が多く聞かれました。
また、特に実機を手にとった人からは「この仕上がりで40万以下はすごい」「ムーブメント、ケース、文字盤、ブレスいずれも凝っていますね。かっこいい」「実際は写真よりもずっと魅力的」など、画像だけでは伝わってこない立体感や高い質感に対する賛辞が多く寄せられています。

さらに「魅力的な色が沢山あって迷いに迷った」「限定含めると5色もあるのでかなり迷いました」など、ダイヤルカラーに魅せられたとのコメントも目立ちました。
反面、気にする人が多かったのがサイズ感。特に14.3mmというケース厚は、昨今の薄型ラグスポを見慣れた目にはどうしても分厚く感じられるようで、「ケースがデカすぎ」「ゴツい」「クセ強い」「風防がカットガラスならよかった」などの声が。
また、厚さ以上に気になったという人が多かったのが、192gという重量感。店頭に足を運んだ人からは「思ったより重い」「めっちゃ重い気がしました」など、重さに対する所感が多く見られました。
ただその一方で、実際に店舗で実機を手にとり、試着後に購入した女性ユーザーからは「190g程あるのでずっしりですが、慣れれば気にならない」「バンドのフィット感も良好」との声も。
手にとった瞬間は重すぎると感じても、実際に手に巻いてみたら意外と悪くない、というパターンも十分にあるわけで、これは人によって評価が分かれるところかもしれません。
レギュラーモデルとして展開するパープル、ネイビー、ホワイトの他に、セイコーブティック限定のアイスブルーモデルや、愛らしい『PEANUTS』75周年コラボモデルなど、いずれ劣らぬ魅力的なバリエーションを展開しているバナック。
2026年1月発売には、ベルト込み重量で103gまで軽量化を実現した牛革ストラップモデルも登場予定、今後もその展開から目が離せそうにありません。
製品仕様
「キングセイコー バナック」
・品番:SDKV001(パープル)、SDKV003(ネイビー)、SDKV005(ホワイト)
・価格(消費税込):39万6000円
・ケースサイズ:41.0mm径・14.3mm厚
・重量:192.0g
・ケース、ブレスレット:ステンレススティール
・風防:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
・ムーブメント:メカニカル 自動巻(手巻つき) キャリバー8L45
・駆動時間:最大巻上時約72時間
・防水性能:日常生活用強化防水(10気圧)
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