名物ヒレのしょうが焼き、ふわふわハンバーグ、全部うますぎ…東京下町で味わう町洋食の人気メニューとは【何度でも行きたい町洋食#19】
ジャズが流れる店内には、サイン入りの名盤がいっぱい!
JR鶯谷駅から徒歩約3分、根岸小学校の近くにある「グリル ビクトリヤ」。
「1965年に父が開業しました。父は元々フランス料理の料理人で、戦後満州から引き上げたのち、福岡を拠点にしていたのですが、独立してステーキハウスを始めたのが最初です。その後、お客様が食べやすいようにと洋食を出すようになりました」
と話すのはオーナーシェフの大原さん。
「実はジャズ喫茶をやりたいと思っていたんですよ」
店内にはいたるところにレコード、しかもサイン入りのものが多く飾られています。さらに、カウンター席に座ると、70年代、伝説のバンドの日本公演チケットも貼ってある。ジャズ好き、音楽好きにはたまらない、お宝がいっぱいあるお店です。
22歳から店に入り、料理を作り続けて53年になるオーナー。人との出会いを大切にし、地元の人に愛され続けている「グリル ビクトリヤ」おすすめの料理3品を紹介します。
グリル ビクトリヤの看板メニュー「名物ヒレのしょうが焼き」
「ヒレ肉は国産豚。国産の肉しか使っていません。同じく国産のニンニクやショウガをすりおろして、自家製のブイヨンを流し込みます。焼き色をつけてから蒸すことで食感も良くなるんですよ」
店の看板料理であるしょうが焼き、過去にはテレビや雑誌など100回近く取材を受けたとのこと。
食べていると、厚みがあるのに柔らかく、ニンニクとショウガがきいていてゴハンが進む! 旨みがガツンと感じられます。
このタレがちょっとしみた千切りのキャベツもいい。名物料理なのに納得です。

ランチはゴハンとセットで1200円ですが、ディナータイムは単品で1200円。しかしメニューにはダブル1600円もある! しょうが焼きを倍の量で食べたくなる気持ち、すごくわかります。
ふわっふわの柔らかさに衝撃! 「手ごねハンバーグ」
「ハンバーグは国産牛50:国産豚50の割合で、注文が入ってから成形して焼いています。鮮度も大事なので、昼に用意した肉を夜は使いません。そして、ハンバーグにかかっているデミグラスソースですが、牛すじやニンジン、セロリなどの香味野菜、鶏などを2ヶ月かけて煮込んでブイヨンを作り、そこからまた数時間かけて完成させています。こだわりのソースなんですよ」

見た目はしっかり焼き目がついてしっかりしてそうに見えるけれど、実はとってもフワッフワ! ナイフがいらないのでは? というほどの柔らかさです。
こだわりのデミグラスソースは濃厚な旨味に、ほのかな苦味が絶妙。そして、付け合わせのポテトサラダはどこか懐かしい味わいです。
ハンバーグ、目玉焼き、ポテトサラダ、千切りキャベツのバランスがいい! もし近くで働いていたら、週に1度は食べに来てしまうかも。
この柔らかくてジューシーなハンバーグとデミグラスソースは、一気に夢中になってしまう美味しさです。
ディナータイムにお酒と一緒に味わいたい「マルゲリータ」
「うちのピザは、全て手作りなんですよ」と冷蔵庫から出してきたのは自家製のバジルソースとトマトソース。ピザ生地も注文が入ってからこね始めます。
手間と時間がかかるため「ランチの時間には出せないですね」。ディナータイム限定メニューです。

トマト、バジル、モッツァレラチーズにナッツが入っているマルゲリータは、見た目ではわからないけれど、自家製バジルソースが結構きいています。
そしてナッツのカリカリとした食感がいい。もっちりした生地は冷めても柔らかいので、お酒と一緒にゆっくり味わうのにも向いています。ビールでいくか、ワインでいくか。
ふんわりとトロリとカリカリと。様々な食感が食べていて楽しい気持ちになるピザです。

おつまみにもなるオードブルは他にもレバームース450円やホタテのムニエル800円、小エビのベーコン挟み揚げ800円などがあり、予約するとオードブル2皿、ハンバーグ・エビフライ・カニコロッケ・ヒレしょうが焼きがセットの「小皿コース」3300円、というメニューも。
冬季限定でカキフライ1200円や牡蠣のムニエル1300円もあります。
次回はオードブルとワインを楽しんだのち、メインメニューを食べるか、それとも何人かで食べに行って、いろんな料理をシェアして楽しむか。
食後の運動として、根岸から『谷根千』散歩をするのも楽しいかもしれません。また近いうちに食べに行きたいと思います。
「グリル ビクトリヤ」
東京都台東区根岸3-12-18
TEL:03-3873-4841
営:11:00〜14:00(LO13:45)、17:00〜20:30(LO 20:30)
休:水曜(2026年は1/3まで休み)
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