スーパーカー世代は昔トキメイたよね! 半世紀以上前の「黄色いランボ」が落札 改良型「ミウラP400S」の気になる値段とは
最終的に187万5000ドルで落札
2026年2月に米国フロリダ州マイアミで開催されたRMサザビーズ主催のオークションに、1969年式ランボルギーニ「ミウラP400S」が出品され、落札されました。
どんなクルマなのでしょうか。
1970年3月のジュネーブ・サロンで、ランボルギーニはミウラの改良型であるランボルギーニ・ミウラ P400Sを発表しました。
ミウラシリーズはP400、P400S、P400SVへと進化しますが、P400Sは最初の改良型となります。
P400Sは外装にクロームトリムを追加し、天井中央にコンソールを備えた新しいスイッチ類やパワーウインドウを採用するなど、内外装に細かな改良が施されています。
さらに吸気マニフォールドの改良により、標準型より20馬力向上し、見た目だけでなく性能面でも進化を遂げました。ミウラ全体の生産台数約753台のうち、P400Sは338台と比較的少数にとどまり、現在でも高い人気を誇ります。

本車両は印象的なカラーリングと専門家によるレストア歴を備えた魅力的な一台です。
シャシ番号3919は初期生産のSモデルで、当初はジアッロ・ミウラのボディにネロのフェイクレザーとブルーのクロス内装という組み合わせで仕上げられました。1969年1月下旬にトリノのディーラー、ランボルアウトへ出荷され、最初のオーナーは著名な映画評論家・映画監督のレンツォ・レンツィでした。
その後の詳細な履歴は不明な部分もありますが、2000年代初頭にはアメリカへ渡り、紫色に塗装されていました。長期間不動だったとされるこの個体は、南カリフォルニアの専門工房で全面レストアが行われ、2008年に完成しました。
2011年のコンコルソ・イタリアーノではアーリーV12クラス優勝とピープルズチョイス賞を受賞し、パロス・ベルデス・コンクールでもクラス優勝を果たしています。
2017年にはオリジナルのジアッロ・ミウラとブルー内装へ再塗装され、以降も電装系やキャブレター、クラッチ関連などの整備が重ねられてきました。
エンジンは登録資料と一致するマッチングナンバーを保持しており、各種レジストリーにも記録されています。美しく仕上げられたこのP400Sは、イタリア車イベントやコンクールに最適な、象徴的なV12スーパーカーです。
そんな1969年式ランボルギーニ「ミウラP400S」、最終的に187万5000ドル(1USドル=156.2円換算で約2億9295万円)で落札されました。
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