VAGUE(ヴァーグ)

「えっ、新車みたいじゃん」走行わずか6026キロの極上ランボを発見 42年前の進化版「カウンタック5000S」の気になる落札価格は?

生産台数はわずか321台

 2026年2月に米国フロリダ州マイアミで開催されたRMサザビーズ主催のオークションに、1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」が出品され、落札されました。

 どんなクルマなのでしょうか。

 1974年に登場したカウンタック初の市販モデル「LP400」が登場した以降も進化を続けましたが、1982年に登場したカウンタック5000S(LP500S)は、従来型から大きな進化を遂げた改良モデルです。

 排気量を4754ccへ拡大したV12エンジンを搭載し、力強さをいっそう高めました。

 ヨーロッパ仕様では6基のウェーバー製キャブレターを備え、燃料噴射式のアメリカ仕様よりも高出力を発揮します。生産台数はわずか321台にとどまり、歴代カウンタックの中でも人気の高い存在となっています。

 エクステリアでも変化は明確です。8.5インチ幅のホイールを収めるワイドフェンダーや、オプションのリアスポイラーなどにより、迫力あるスタイルを確立しました。性能とデザインの両立こそが、このモデルの大きな魅力といえるでしょう。

オークションに出品され落札された1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」Jorge Guasso(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's
オークションに出品され落札された1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」Jorge Guasso(c)2026 Courtesy of RM Sotheby's

 オークションに出品されたシャシ番号12730は、1984年6月に出荷されたヨーロッパ仕様で、ビアンコ・ペルラートのボディにロッソ内装、さらに同色ホイールを組み合わせた印象的な一台です。

 初代オーナーは、アメリカにおける初期ランボルギーニ輸入に関わったジョセフ・ナスタシ氏で、リアパネルを赤いアクリル製に変更する特別仕様を自ら依頼しました。

 1985年のニューヨーク国際オートショーに展示された経歴を持ち、その後は28年間にわたり長く大切に保管されました。走行距離約5000kmで次のオーナーへ引き継がれた後も、専門工房にて再塗装やキャブレターのオーバーホールなど入念な整備が実施されています。2014年にはホイールの再仕上げと新品タイヤ装着も行われました。

 近年に至るまで著名コレクターのもとで丁寧に維持され、2023年7月にはエンジン脱着を伴う大規模整備も完了しています。エンジンはマッチングナンバーを保持し、現在の走行距離は6026kmと低水準です。
 
 この1984年式ランボルギーニ「カウンタック5000S」、84万1000ドル(1USドル=157.3円換算で、日本円で約1億3228万円)で落札されました。

Gallery 【画像】スーパーカー少年には懐かしい! ランボルギーニ「カウンタック」を写真で見る(30枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

VAGUEからのオススメ

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

“時を愉しむ”という究極の贅沢――カンパノラ「星響」と巡る、足利・静寂とウェルネスの旅【PR】

RECOMMEND