“渋いのに速い”が最強説! 乗り味や佇まいに大きな違いがあってイイ 独自の魅力を持つ「大型カフェレーサー」3選
続いては、トライアンフの注目2モデル
●トライアンフ「スラクストン1200」
続いて紹介するのは、トライアンフカフェレーサーモデル「スラクストン1200」です。

スラクストン1200は、1960年代のトライアンフカフェレーサーの系譜「スラクストン」を現代の技術で開発し、モダンクラシックシリーズのなかでも走行性能に特化した構成のモデルです。
しかし、2024年に発表された最終仕様「ファイナルエディション」をもって生産を終了しており、本モデルも現在は新車でのカタログ注文ができない絶版車となっています。
外観はセパレートハンドルや燃料タンクのアルミ製ストラップなど、伝統的な様式を細部まで採用しています。
エンジンには、排気量1200ccの水冷並列2気筒を搭載。最終モデルとなるファイナルエディションでは、最高出力105ps、最大トルク112Nmを発揮し、全回転域で扱いやすい特性を持つとされています。
ファイナルエディションの足まわりには、ショーワ製フロントフォークやオーリンズ製リアサスペンション、ブレンボ製キャリパーといった高性能パーツが標準装備されており、現代のスポーツバイクに匹敵する旋回性能と制動力が設定されていました。
なお、ファイナルエディションの価格は215万円でした。
●トライアンフ「スピードツイン1200カフェレーサーエディション」
そして最後に紹介するのは、最新の限定モデルとして登場した「スピードツイン1200カフェレーサーエディション」です。

ベースとなる「スピードツイン」は、1937年に誕生した初代「(5T)スピードツイン」の系譜を受け継ぎつつ、最新の電子制御や車体構成を持つロードスポーツモデルです。
今回紹介するモデルは、その由緒ある系譜の最新モデルに、1960年代のカフェレーサーの造形を現代的に再構成した世界限定800台の特別仕様車です。
2026年1月末に発表され、2026年3月現在も購入可能な最新モデルとなっています。
外観デザインは、専用のグリーンとシルバーのツートーンカラーや、低い位置に配置されたクリップオンハンドルやバーエンドミラー、シングルシートカウル風のシート形状が採用され、標準モデルよりもスポーティな前傾姿勢となっています。
また、エンジンは排気量1200ccの水冷二気筒エンジンを搭載し、最高出力105ps、最大トルク112Nmを発揮するようです。
機能面では、フルアジャスタブルのマルゾッキ製フロントフォークやオーリンズ製リアサスペンション、ブレンボ製スタイルマツインキャリパーが装備されています。
さらに、シフトアシストも標準搭載しており、正確な変速操作が可能となっているようです。
なお、価格は251万9000円です。
※ ※ ※
大型カフェレーサーというジャンルは、各モデルの背景や設計思想によって、乗り味や佇まいに大きな違いがあります。
かつての名車が惜しまれつつラインナップから消えていく一方で、最新の限定モデルのように伝統を再解釈した新たな選択肢が登場しているのも、このカテゴリーの特徴です。
今回取り上げた大型カフェレーサーモデルを含め、カフェレーサーというジャンルが今後どのように変遷していくのか、その動向に注目が集まります。
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