まるで天然アトラクション!? ゴォォッと噴き上がる光景に圧倒 “噴気・間欠泉”が迫力満点で泉質も良い「温泉地」3選
地球の息吹を体感できる3つの温泉地
日本列島は多くの火山を擁しており、その恩恵として各地に豊かな温泉地が形成されています。
なかでも、地下の熱エネルギーを視覚的に体感できる噴気や間欠泉は、大地の鼓動を直接的に伝える自然現象として知られています。
今回は、独特の地熱現象を間近で観察できる3か所の温泉地を取り上げます。
●長野県「地獄谷温泉」
まず取り上げるのは、長野県山ノ内町に位置する「地獄谷温泉」です。
ここは渋温泉からさらに山深く入った横湯川の渓谷にあり、険しく切り立った崖に囲まれ、あちこちから噴煙が立ち上る光景からその名が付けられました。
この地のシンボルとなっているのが、国の天然記念物にも指定されている「渋の地獄谷噴泉」です。
多くの間欠泉が一定の間隔をおいて噴出するのに対し、この噴泉は川底から絶えず水柱を放出し続けているのが特徴です。
その高さは20メートルに達することもあり、噴き出すお湯の温度は摂氏90度を超えています。
成分にはナトリウムや硫黄、硫酸カルシウムが豊富に含まれており、放置するとミネラルが結晶化して噴出口を塞いでしまうため、定期的に堆積物を取り除く管理が行われています。

また、この地獄谷温泉のすぐ側には「地獄谷野猿公苑」があり、世界で唯一、温泉に入る野生のニホンザルを観察できる場所として広く知られています。
もともとは1864年創業の旅館である後楽館の露天風呂に子ザルが浸かるようになったことがきっかけであり、現在は公苑内にサル専用の浴場が設けられています。
サルたちが温泉に入るのは、最低気温がマイナス10度を下回る厳しい冬の寒さをしのぐための行動であり、雪の中で湯に浸かる姿は、この地の地熱文化を象徴する光景の一つとなっています。
また、近隣に位置する渋温泉は、開湯1300年の歴史を持ち、石畳の通りや古い木造建築が残るレトロな温泉街が広がっています。
渋温泉では、すべての旅館と外湯が100%源泉かけ流しとなっており、地元住民が大切に管理する9つの外湯をめぐる九湯めぐりを楽しむことができます。
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