“キング” ケニー・ロバーツ仕様のカラーをまとった第2世代「ナナハンキラー」が米国オークションに登場 42年前のヤマハ「RZ350」ってどんなバイク?
イエローのグラフィックが映えるコンディション維持された特別仕様車
今回出品された個体は、1984年にアメリカ市場向けに販売された「ケニー・ロバーツ・エディション」と呼ばれる特別仕様車です。

外観はコンペティションイエローとブラックの組み合わせで塗装され、通称ヤマハインターカラーと呼ばれるグラフィックが施されています。
マスコットカウルの側面には、世界GPチャンピオンであるケニー・ロバーツのサインのグラフィックがあしらわれています。
足まわりにはゴールド仕上げの18インチキャストホイールが装着され、2026年8月にはブリヂストン製のバトラックスBT46タイヤへ新調されました。
ブレーキシステムにはスロット付きのディスクローターが採用されており、2026年5月にはブレーキフルードの交換作業が実施されています。
ハンドル周りはブラック仕上げのパイプハンドルとなっており、120マイル表示のスピードメーターと9500rpmからレッドゾーンとなるタコメーターが配置されています。
搭載される347ccの水冷2ストローク並列2気筒エンジンには、ミクニ製キャブレターと社外品の2本出しマフラーが装着されています。
2026年5月にはキャブレターのオーバーホールが実施され、あわせて油脂類の交換やウインドスクリーンの新品交換が行われました。
オドメーターの表示距離は3万2000マイルとなっており、現所有者が取得してからの走行距離は約200マイルと記録されています。
エンジンまわりの状態は良好に保たれており、出品にあたって試乗動画や始動動画が公開され、滑らかな動作が確認されています。
全体的な状態として、チェーンガードやスタンド類の再塗装が行われているほか、定期的なメンテナンスが施された良好なコンディションを維持しています。
なお、今回のオークションでは24件の入札を集め、最終的に8600ドル(約130万円)で落札されました。
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今回落札されたRZ350ケニー・ロバーツ・エディションは、2ストロークモデルの最高峰として君臨した時代の技術と文化を色濃く反映した一台です。
世界的な排出ガス規制の強化に伴い、公道を走れる2ストローク大排気量モデルの希少性は年々高まりを見せています。
アメリカ市場で愛されてきたこのような名車は、今後もコレクターズアイテムとして高い価値を維持していくことが予想されます。
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