“キング” ケニー・ロバーツ仕様のカラーをまとった第2世代「ナナハンキラー」が米国オークションに登場 42年前のヤマハ「RZ350」ってどんなバイク?
ナナハンキラーの系譜を継ぎ、完全新設計へと進化した第2世代RZ350
2026年8月、アメリカのオンラインオークションサイト「Bring a Trailer」にて、1984年式のヤマハ「RZ350 ケニー・ロバーツ・エディション」が登場しました。
RZ350の歴史は1981年に始まり、先駆けて発売されていた「RZ250」のシリンダーボアを拡大することで、347ccの排気量を得て誕生しました。
軽量な車体にパワフルなエンジンを組み合わせた初代モデルは、大排気量車を上回る走りを披露したことから国内ではナナハンキラーと呼ばれ、海外でも高い評価を獲得しました。

今回出品された個体は1983年にモデルチェンジを実施した第2世代に属しており、日本国外市場ではRZ350Rなどとも呼ばれる完全新設計のモデルです。
デザイン面では、風防を備えたミニカウルや、流麗な形状のフューエルタンクからリアへと繋がるシートカウルがスポーティーな造形を形成しています。
車体構造には鋼管製のダブルクレードルフレームを採用し、ステアリングヘッドまわりのパイプ配置を見直すことで高剛性と軽量化を追求しています。
足まわりについても刷新が図られており、リアサスペンションにはプログレッシブにレバー比(レシオ)が変化するボトムリンク式のモノショックを新採用しました。
技術的な最大の特徴は、排気可変バルブシステムであるYPVSを市販車として搭載した点にあります。
このシステムは電子制御によって排気ポートの高さを可変させ、中速域のトルク向上と高回転域のピークパワー出力を同時に成立させています。
パワーユニットは水冷2ストローク並列2気筒エンジンで、総排気量は347ccとなります。
当時の海外仕様スペックでは最高出力59psを発生させ、トランスミッションには6段リターン式を採用しています。
ブレーキシステムはフロントにダブルディスク、リアにシングルディスクを備えた3ディスク構成となり、十分な制動力を確保しています。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】