ポルシェ930型「911」のルーフがあった! 「イエローバード」以前のターボルックのカブリオレの正体は?
「イエローバード」以前のルーフは注目株となるか!?
Rufの製作するモデルというと、エアロダイナミクスの高効率化からナローボディが選択される例が多いが、ターボルックと専用のリアウイング、そして5本スポークのホイールによるフィニッシュが魅力的だ。

ボディカラーはインテリアとも巧みにマッチングするプルシアン・ブルー・メタリック。走行距離はRMサザビーズがカタログを製作した時点で4万9398kmと年式を考えれば少ないほうだ。
リアに搭載されるエンジンは、Rufによって排気量を3.4リッターに拡大された水平対向6気筒ターボ。最高出力は369psと発表されたが、これはオリジナルの3.3リッター仕様と比較して実に69psの強化したことになる。
Rufはまず1983年モデルで復活を遂げていた911カブリオレのホワイトボディ等々のパーツ一式(前で触れたオプションのターボルックを含む)をハンブルグのディーラーを通じて購入すると、それをこのBTR仕様へとコンバートしたのだった。
参考までにその最高速は304km/h、4.3秒で発進から96km/hまでの加速が可能だったという。
●極上ルーフの気になる落札価格は
出品車のコンディションを見てみよう。内外装の状態は、生産からすでに30年以上を経過しているとは思えないほどに美しく、ボディカラーにマッチするインテリアも時間の流れを感じさせないほどの状態に保たれている。
さらにサービスブックやオーナーズマニュアルもきちんと残されている。その信頼感、そしてBTRがルーフにとって初の、とくにこの3.4リッターエンジン+カブリオレ+ワイドボディという組み合わせが、きわめてレアな存在であることが、10万5600ユーロ(邦貨換算約1380万円)という落札価格の大きな理由になっているものと思われる。
将来のさらなる値上がりを見越しても、その存在は見逃せない。
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