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アウトドアで活躍するルーフラックで燃費は悪化する!? ヤングタイマーなメルセデス「Eクラス」で検証しました【W124日誌】

30万円以上かけても治らなかったハンチングの原因は?

 前回、大物のスロットルアクチュエーターを交換してしばらく様子を見たものの、完治しなかったアイドリング時のハンチングに対処するため、W124は再びアイディングに“入院”した。

リアシート背面から取り外したW124の燃料タンクを高温のお湯で洗浄。サビで茶色に変色したお湯が大量に出てくるのにはびっくりだ
リアシート背面から取り外したW124の燃料タンクを高温のお湯で洗浄。サビで茶色に変色したお湯が大量に出てくるのにはびっくりだ

●ハンチングの原因は燃料タンク!?

 今回の治療メニューは、ボディ下部に取り付けられているフューエルポンプ(5万270円×2)とフューエルフィルター(1万1440円)の交換だ。さらにリアシートとトランクの間に装着されているフューエルタンク内の錆び取り清掃(4万4000円)が加わった。

 タンクは新品への交換という手もあったが、W124用はすでに在庫がなくなり、手に入る状態にはないのだという。そのためにはまずタンクの脱着と外側の清掃作業があり、さらに70度以上の大量のお湯と薬品(ピカタンZ)で洗い流すための道具が必要になる。幸いなことにアイディングにはその設備があったので、やることにしたのだ。

 作業を始めてみると、タンク内には予想どおりかなりの錆が発生したようで(約30年分)、排出したお湯は、真っ茶色に変色していた。また、当然ながら乾燥するための時間が必要で、今回は3日間ほど待つことになった。

 上記ふたつのメイン作業のほか、今回は2次エアー各部点検をおこない、ATバキュームホース交換、フューエルシステム圧力測定、インテークサージタンク点検脱着、インジェクターバルブOリング交換、フューエルタンクのラインホースとバンド、キャニスターバルブ、ストレーナーの交換、フューエルライン清掃などもおこなった。

 また、ついでにラジエターサブタンクとオーバフローホース、LLCの交換、ATクーラーオイルホースの交換作業などもおこなったことから、前回と同じぐらいの費用が発生。エンジンルーム内には、交換や調整をおこなった部分に赤い目印がされていて、作業が広範囲に及んだことが手に取るようにわかる。まさに泥沼状態といって良いかも、だ。

 タンクが綺麗になったので、最初の給油はタンクがほぼ空っぽになった状態でWAKO’Sの燃料タンク防錆・洗浄剤「FUEL 1」を、2回目には燃料システム保護剤の「FUEL 2」を注入することに。結果はいかに。

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Gallery【画像】「Eクラス」に取り付けたルーフラックとハンチングトラブルシューティングを見る(23枚)

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