旧車は壊れるほどに愛おしい! 映画『ドライブ・マイ・カー』の車好きがキュンとくるシーンとは?【W124日誌】
EVでもSUVでもないクルマに惹かれるのって、少し変ですか?
脱線ついでに話をもうひとつ。筆者は少し前に、「外車デビューに相応しいコンパクトハッチ」として5台(VW「ポロ」、フィアット「500」、プジョー「208」、ルノー「トゥインゴ」、同じくルノー「ルーテシア」)を選んで試乗記を書いたことがあって、たまたま知り合いのご夫婦がその記事を参考にして(当然イロイロと試乗もされている)、初めて輸入車を新車で購入したという話を聞かせていただいた。
最終仕上げをおこなうアイディングの浅野メカ。ポイントはその手先のあたりにあった
●やっぱりクルマっていい!
クルマ選びのポイントとしては、走りとスペース性を重視したとのことで、そうなると答えがわかる人にはわかるハズ。そう、ルノー・ルーテシアである。本当は電子デバイスをたくさん搭載している「インテンス・テックパック」グレードが欲しかったそうなのだが、例の半導体不足の影響で、現状ではオーダーすることが叶わなかったらしい。
納車後慣らし運転を兼ねて伊豆に行ったそうだが、執筆時点で走行距離はまだ1000kmに到達していないとのこと。ご夫婦どちらもステアリングを握るので、それぞれのドライビングスタイルを聞くのも興味深い。
『ドライブ・マイ・カー』の中に出てくる、「今、なんで車線変更しなかったの」というような、アレである。「時代に逆行していますよね。SUVでもないし、電気でもないし……」と言いつつも、そんなお話をしてくれる表情がとても楽しげで、「あ、クルマってやっぱりいいな」と素直に思ってしまった。
* * *
さて、そんな状態のいいSAABや新車のルーテシアのお話に対して、筆者の124はどうか。彼女は3度目の入院を終えて、ついさっき自宅駐車場に帰ってきたばかりである。例のハンチングは治ったのか? 見た目もちょっと変わった? 詳細は次回お伝えする。
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