アウトドアへも携行しやすい組み立て式ドリッパー

　熊本県のステンレス精密板金加工メーカー・丸山ステンレス工業が展開するアウトドアブランド・STEN FLAME（ステンフレーム）から、コーヒードリッパー「STEN FLAME DRIP」とドリッパースタンド「STEN FLAME DRIPPERSTAND」が登場しました。

「STEN FLAME DRIP」は、３枚の側面パーツと1枚の底面受けリングで構成される組み立て式コーヒードリッパーで、折りたたむとスリムになるため持ち運びに便利です。

　さらに、工具などを使わずパーツをはめ込むだけで簡単に組み立てられるため、自宅での普段使いはもちろんのこと、キャンプや登山といったアウトドアシーンでも活躍します。

　一方、「STEN FLAME DRIPPERSTAND」は、「STEN FLAME DRIP」の専用スタンド。ドリッパーとカップをセットすると安定してコーヒーを抽出できるだけでなく、一体化したスタイリッシュなデザインが空間をおしゃれに演出します。

　なお、STEN FLAMEブランドから発売されているミニ焚き火台「STEN FLAME LIGHT」のミニコンロとしても使用が可能で、ケトルやクッカーを載せて加熱するなど、簡単な調理にも活用できます。

●デザイン性と機能性を両立したフォルム

「STEN FLAME DRIP」は、STEN FLAMEの第5弾となるアウトドア向けプロダクトです。

　本商品の洗練されたデザインは、シリーズ第1弾商品となった焚き火台の企画開発時より、大阪のクリエイティブエィジェンシー・セメントプロデュースデザインが担当。ドリッパーの底面受けリングには、ブランドデザインの象徴であり、丸山ステンレス工業が立地する熊本の県花・リンドウをモチーフにしたデザインがあしらわれているのが特徴です。

　加えて、今回はブランド初となるコーヒー関連アイテムであることから、長野・軽井沢に焙煎工房を構え、東京で自家焙煎コーヒー専門店を展開するUn Cafe Sucreの代表取締役・楡井有子（にれいゆうこ）さんが監修を担当、共同開発しています。誰でも手軽においしいコーヒーを淹れられる構造を実現しているのが特徴です。

　誰でも簡単に美味いコーヒーを淹れられる理由について、丸山ステンレス工業の代表・丸山良博さんは次のように解説します。

「『STEN FLAME DRIP』は、上級者もうなるほどおいしいコーヒーを楽しめます。おいしいコーヒーを淹れるためには、ペーパーフィルターがしっかりとドリッパーにフィットすることが第一条件。商品開発にあたり、最も普及しているハリオ製のペーパーフィルターを基準に、ドリッパーとのフィット感を徹底検証し、安定した抽出条件でコーヒーを淹れられるよう研究を重ねました。

　また、ドリッパー側面の抜き柄や最下部のリブ部分は、空気の抜け具合を調整する役目を果たします。これにより、適度なペースでコーヒーが抽出されるため、誰でも手軽においしい1杯を淹れられるのです」

　そんな「STEN FLAME DRIP」は、組み立て式としては珍しい、円形に近い六角形のフォルムを採用。見た目に美しいだけでなく、ハンドドリップの際にお湯を注ぎやすいよう工夫しています。

　こだわりの詰まった機能的なドリッパーを使えば、インドアでもアウトドアでもおいしい1杯を堪能できるのはもちろんのこと、おしゃれで充実したコーヒータイムを満喫できそうです。

●製品仕様
■STEN FLAME DRIP
・価格（消費税込）：8690円
・サイズ：W135×D126×H91mm（組み立て時）
・重量：約161g
・素材：ステンレス

■STEN FLAME DRIPPER STAND
・価格（消費税込）：9570円
・サイズ：Ｗ100×Ｄ126×Ｈ148mm
・重量：約765g
・素材：ステンレス