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最初の1台はスピニングorベイトどっちが正解? 釣り初心者のお悩み「リール選び問題」解決術

ファーストリールはスピニング一択。ですが……

 初めてのリール選びって難しいですよね。「何がなんだかわかんない」というビギナーの場合、結論から言ってしまうと最初はスピニングを選んでおけば一件落着です。一方で、経験を積みベイトに興味を持ち始めている方には、釣りの世界観を広げてくれるベイトにチャレンジすることを強くおすすめします。

 そこで今回は、それぞれのリールの特徴や魅力、メリット・デメリットを紹介します。
(スピニング・ベイトそれぞれの選び方は別記事で紹介しますのでお楽しみに!)

写真左がスピニングリール(ダイワ・フリームスFC LT2000S-XH/1万8480円、消費税込・以下同)、右がベイトキャスティングリール(シマノ・メタニウムXG LEFT/5万930円)。スピニングから始めて自分らしいフィッシングスタイルを模索するのが王道
写真左がスピニングリール(ダイワ・フリームスFC LT2000S-XH/1万8480円、消費税込・以下同)、右がベイトキャスティングリール(シマノ・メタニウムXG LEFT/5万930円)。スピニングから始めて自分らしいフィッシングスタイルを模索するのが王道

●スピニングとベイトの大きな差は「ラインの動き」

 スピニングはその名の通り、部品が回転(スピニング)してスプール(糸巻き)にラインを巻き取るタイプのこと。一方ベイトは、スプール自体が回転することでラインを巻取ります。

 リールには「投げる」「巻く」「ルアーを動かす」「魚とやりとりする」など、異なる役割が求められるため、スピニングとベイトそれぞれに得意な分野があります。ビギナー向けとしてはスピニングに軍配があがるものの、ベイトには使いこなすことで釣りの世界観を一気に広げてくれるというロマンがあります。

スピニングタックルは、リールの足元(フット)のグリップを握り込んで操作します。初心者でも扱いやすいのが特徴
スピニングタックルは、リールの足元(フット)のグリップを握り込んで操作します。初心者でも扱いやすいのが特徴

●扱いやすく奥が深いスピニングリール

 ロッドを握る手の人差し指にラインをかけ、ベールを返してキャストするだけ。スピニングリールは買ったその日から釣りが楽しめるという手軽さで、ビギナーからベテランまで幅広く愛されています。

 一番の魅力は、ラインがスプールからフリーになるため、軽いルアーや仕掛けでも気軽に扱えること。と同時に、スプールを本体の外側にレイアウトしているため、大口径化すれば大量のラインをストック可能。ドラグ性能の高さもあいまって、青物などの大型ターゲットを狙うシビアな釣りもまたスピニングの独壇場なのです。

 デメリットは、スプールに対して直角にラインが出入りするため、糸に負荷がかかってヨレが発生しやすいことくらい。とはいえ、数千円台の入門機から、10万円超えのハイエンドまで、用途や予算に応じて幅広い選択肢から選ぶことができるのは大きな魅力といえます。

ベイトはサミングでバックラッシュを回避できるようになれば多彩に釣りが楽しめるようになります
ベイトはサミングでバックラッシュを回避できるようになれば多彩に釣りが楽しめるようになります

●ベイトリールを使いこなせば飛躍的に釣りの幅が広がる

 ベイトキャスティングリールことベイトの特徴は、スプール自体が回転することでラインを巻き取る機構にあります。ラインが常に同じ向きで出入りするため太いラインでも糸ヨレがしにくく、スプールの軸受を左右のベアリングで支えているのでパワーの必要な釣りに向いています。

 のみならず、ロッドのグリップと一緒に包み込むように操作できるため、水中の状況や魚のバイトなどのインフォメーションをダイレクトに感じとることができるのが大きな魅力です。

 大きなデメリットはバックラッシュ。これは、キャスト際にルアーの速度をスプールの回転速度が上回って起こる現象で、行き場を失ったラインがスプールに絡みついてしまいます。

 これを避けるためにはスプールの回転速度を親指で調整する「サミング」が必要となります。クルマの運転に例えるならMT車のシフト操作のようなもので、一日程度の練習で習得できるのでご安心ください。

 最近のベイトリールには、遠心力や磁力を利用しスプールの回転を制御するブレーキシステムが搭載されているので、バックラッシュがしにくくなっているのも見逃せません。

 そして、サミングがうまく決まったときの「使いこなした感」はクセになる気持ちの良さ。バックラッシュを克服し、ダイレクトな操作感を味わったときの喜びはかなりのものです。もしベイトに興味があるならば、初めてのリールとして挑戦してみる価値はあります。

 というわけで、スピニングもベイトも一長一短あり、「これ」という決まりもありません。リールの種類は釣りの対象魚やスタイルによっては選択肢が限られますが、まずはスピニングリールで釣りの基礎を覚え、ベイトでその奥深さを体験するという順序がオススメです。

Gallery 【画像】釣り初心者のお悩み「リール選び問題」解決術(6枚)
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