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高速料金が最大半額になるETC周遊プラン「ドラ割」「速旅」「みち旅」がさらにおトクに!? 新たに始まったキャンペーンとは

元々おトクなETC周遊プランがさらにおトクになる

 2022年の初夏から多くの人が感染した新型コロナウイルス感染症“第七波”も、秋に入り、ようやく落ち着きを見せてきました。

 これまで自粛や制限が加えられていた大規模イベントも徐々に正常化し、人々のお出かけの機運は日々高まっています。

 10月10日宿泊分(東京都のみ10月25日宿泊分)から適用がはじまった「全国旅行支援」が人気を集め、対象となる旅行商品が瞬く間に売り切れたことも、そうした需要を物語っています。

 そして各高速道路会社も、こうした旺盛な“お出かけ需要”に対応するキャンペーンを開始します。それが「【平日限定】周遊パス販売価格の15%ポイント追加付与キャンペーン」です。

ETC車載器の利用率は令和4年1月現在で93.8%。だがお得な「ETC周遊割引」を知らない人は多いのではないだろうか
ETC車載器の利用率は令和4年1月現在で93.8%。だがお得な「ETC周遊割引」を知らない人は多いのではないだろうか

 これはこの秋冬、土日祝日に集中している観光需要を平準化する観点から導入されるキャンペーンで、内容は「高速道路観光周遊割引(周遊プラン、商品名はNEXCO東日本:ドラ割/NEXCO中日本:速旅/NEXCO西日本:みち旅)」を平日のみの利用期間で申し込み、利用した場合、その販売価格の15%分を「ETCマイレージサービス」のポイントとして追加付与されるというものです。

 たとえばNEXCO中日本の「速旅」の「静岡ドライブプラン(首都圏発着=静岡県・山梨県周遊エリア)」は、普通車9800円、軽自動車等7800円で、首都圏エリア(東名東京IC〜大井松田IC、中央道高井戸IC〜八王子JCT、圏央道八王子西IC〜茅ヶ崎JCT、新湘南バイパス茅ヶ崎海岸IC〜藤沢ICなど)を発着エリアとし、静岡県、山梨県の広い範囲の高速道路を周遊エリアとして自由に乗り降りできる商品です。

 このプランに上記キャンペーンを組み合わせた場合、ETCマイレージサービスのポイントが普通車で1470ポイント、軽自動車等で1170ポイントが付与されます。

 ETCマイレージサービスのポイントは、NEXCO東日本/中日本/西日本の場合、1000ポイントで500円分、3000ポイントで2500円分、5000ポイントで5000円分の高速道路通行料金に還元することができますから、最大の還元率で考えた場合、普通車なら実質8330円、軽自動車等なら実質6630円で利用できることになります。

 そもそも周遊プランそのものが、利用方法によっては大きな割引率が受けられる商品なので、このキャンペーンはその魅力をさらに大きく引き立てることになります。

 しかも平日は地方部の高速道路料金が30%割引となる「ETC休日割引」の適用がないので、実際の通行料金との差額は大きくなります。旅行の目的地やスタイルに適合する周遊プランがあれば、活用しない手はないでしょう。

Next利用期間すべてが平日であることが条件
Gallery 【画像】平日がおトク! 各高速道路会社のETC周遊割キャンペーンの概要とは(25枚)
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