熱海の天然温泉と隈研吾氏デザインの建物を有する4室だけのスモールラグジュアリーリゾートが新装オープン
匠の建築ディテールを雄大な景色とともに楽しむ
静岡県・熱海にたたずむスモールラグジュアリーリゾート「ATAMI 海峯楼」が、2022年12月28日にリニューアルオープンしました。

「ATAMI 海峯楼」の建物は、もともと1995年に竣工した隈研吾氏の代表作「水/ガラス」を有するゲストハウスでした。今回のリニューアルのポイントと建築の魅力について、総支配人の美濃さんは次のように話します。
「『ATAMI 海峯楼』として運営している建物は、竣工当時、水盤に浮かぶウォーターバルコニーなどを備えた、時代を先駆けたデザインの建築として世の中を驚かせました。
今回、竣工から30年近くが経過したこの施設をより魅力的に刷新すべく、2022年夏より改修工事を実施、このたびリニューアルオープンを迎えました。
客室は、施設唯一の和室仕様である『爽和(さわ)』、機能性とデザイン性を兼ね備えた『尚山(しょうざん)』、そして、ラグジュアリースイートとなる『誠波(せいは)』と『風科(ふうか)』の4室のみ。いずれも建築家がこだわり抜いた個性豊かな空間です」
●水とガラスを表現した新しい客室インテリア
4室の中でも、ラグジュアリースイート「誠波」、「風科」の2室は、インテリアにおいても“水・ガラス”を表現しています。
「誠波」では、床に波柄の大判タイルを貼ることで、壁一面のガラスの窓から眺めるインフィニティの水盤や美しい相模湾を、インテリアからも感じとることができます。また「風科」では、波しぶきをイメージしたオリジナルカーペットで水とガラスを表現しています。
また、この2室にはそれぞれ新たに熱海の天然温泉を導入し、客室内でいつでも優雅でプライベートな露天温泉を楽しめるようになりました。泉質は、ナトリウム・カルシウム-塩化物泉で、汗の蒸発を防いで保温効果が高い良質な温泉です。
バルコニーで水平線と溶け合ったインフィニティの水盤越しに眼前に広がる相模湾を眺め、贅沢なひとときを過ごせます。
●施設内にある1日2組限定の日本料理店
「ATAMI 海峯楼」にはもうひとつ、金屏風に囲まれた魅力あふれる空間があります。
この空間には、明治から平成にかけて活躍した版画家で人間国宝の徳力富吉郎氏が描いた荘厳な金屏風が配されています。描かれる松、そして波は、熱海から臨む景色を力強い筆触で表現したもので、ここにしかない特別な空間をつくり出しています。
今回のリニューアルでは、これまで宿泊者しか見ることができなかったこの特別な空間の中で美食を堪能できる食事処「日本料理 楽精庵(らくせいあん)」が新設されました。1日2組限定で開業予定は2023年1月中旬。こちらも予約必至です。
匠が手がけた建築の中で贅沢に過ごす、ここでしか味わえない唯一無二のひとときをぜひ堪能してみたいものです。
●施設概要
・施設名:ATAMI 海峯楼
・客室数:4室
・宿泊料金/2名1室利用時(消費税、サービス料、入湯税込):7万1800円~(1泊2食)
●アクセスほか
・住所:静岡県熱海市春日町8-33
・アクセス:「熱海駅」よりクルマで約3分
https://www.atamikaihourou.jp/
VAGUEからのオススメ
マザー・オブ・パールが詩情豊かに輝く――大人の夜を彩るブローバ「マリンスター」日本限定モデルの魅力とは【PR】