ドアハンドルがない!? 姿を表した“ソニー&ホンダ”の新型EV 「アフィーラ」はなぜシンプルなデザインで登場した?
2025年に登場する市販車とはだいぶ違うデザイン!?
さて、ここまでプロトタイプの概要について述べてきました。ここからは、現地で実車を見た感想を述べていきたいと思います。

実車を前にして感じたのは、ソニーがすでに公開していたEV「VISION-Sシリーズ」よりもスッキリとしたデザインであったということです。
特にサイドビューは電子ミラー型ドアミラーがあるのみで、VISION-Sにあったドアの凹凸もありません。
もっと驚いたのは、なんとこのプロトタイプにはドアハンドルもないのです。「じゃ、どうやって開けるんだ?」となりますが、そのタネあかしはBピラーに備えられたカメラにありました。このBピラーのカメラが本人を含めた認証を行い、車両に近づくと自動的にドアを開いてくれるのです。また、スマホを使った自動開閉にも対応しているとのことでした。
一方で、このデザインはどこまで市販車に反映されるのかということも大いに気になるところです。
そこで、筆者としての推論を述べたいと思います。それは市販車とはだいぶ違っているということです。正直言えば、スッキリとし過ぎていて、印象に残りにくいとも感じたのです。
おそらく、まだ市販車の具体案が定まっていない状況の中、センセーショナルなデザインにすれば、それに縛られることにもつながるでしょう。
さらに言えば、発売まで2年がある中で、早々と確定デザインを発表してしまっては飽きられてしまう可能性もあります。そうした状況を鑑み、今回の発表ではプロトタイプとしてのデザインに徹したということではないでしょうか。
ただ、「Snapdragon Digital Chassis」を採用したこともあって、テスト走行に耐えられるだけの走行能力は必須です。
その意味では、それに見合うスペックにまで作り込んでいる可能性はあります。
プロトタイプがホンダ車の何かをベースにしているのでは?との噂も聞こえてきましたが、ホンダはSHMから発売されるEVに専用のプラットフォームを与えることを宣言しています。現時点でそれが完成されているとも思えず、結果としてテスト走行のために開発されたのがこのプロトタイプではないかと考えるわけです。
AFEELAの車両が発売される2025年後半まで、あと3年弱。それまでに、まだ決まっていない車名やシンボルマークも明らかになるでしょう。我々の前にどんな姿を現してくれるのか、今からその日を楽しみに待ちたいと思います。
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