マダイ釣りを極める「タイラバ」で気にする3つのコト【釣りボートLife #06】

●「ゾーン」を見極めるため潮流や風速を常にチェック
この釣りでは、現在地と航跡の確認が重要になってきます。例えば何度か流してアタリがあった場所や釣れたポイント、海図にのっていない海底変化を魚探で確認できたポイントなどをマーキングします。
次の流しでは、ここから少しズラして航跡を描くようにします。風を計算し、少し風上に流しはじめのポイントを決めて操船。イメージとしては、ひとつ前の航跡と、並行な線を描くようにして流すのです。
こうすることで、その日に反応があった「点」を、より確率の高い線につなげて、少しでも効率いい答え探しをしていきます。僕がアプリ「海釣図」をiPadで駆使している理由は、この航跡と流すラインが非常に見やすく、海上でも陸でも確認できるからなんです。

風向きや潮の流れの変化で、このラインがずれ、またポイントを過ぎていく速度が速い場合には、パラシュートアンカーというアイテムを放り込み、流れる速度にブレーキをかけたり角度を調整したりすることもあります。
「おちから丸」流の流し方ではありますが、タイラバのみならず、もうひとつの大好きな釣りであるアオリイカのティップランでも応用できる方法です。漫然と流すよりも戦略性があがって、ボート釣りがより楽しくなりますので、ぜひ試してみてください。
感覚的に、マダイが釣れるときは、潮止まりの前後と、潮の動き出し。タイドグラフの頂点の前後あたり。このあたりを「ゴールデンタイム」と考え、そこまでのプロセスで見出した反応がいいラインと、その日のヒットパターンを重ねていくのが、マイボートのタイラバでもっとも面白いところです。
また、潮流と風が適度な強さで逆方向になり、水中のタイラバがググッと引っ張られている状態のときに、なぜかアタリが集中します。この状態を勝手に「ゾーン」と呼んでいます。こうした現場ならではの感覚がわかってくると、タイラバがさらに楽しくなりますよ!
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