モーター出力は約238馬力・420Nmに向上

　ボルボ・カー・ジャパンは2023年3月8日、エレクリッククロスオーバー「C40 Recharge（C40リチャージ）」およびエレクトリック・コンパクトSUV「XC40 Recharge」の仕様と価格を変更、ボルボウェブサイトのオンラインストアにおいて予約受注を開始しました。なお納車は同年夏を予定しています。

　C40リチャージは、ボルボとして日本初導入となる電気自動車（EV）として2021年11月に登場しました。また同様のパワートレインを持つXC40リチャージは2022年5月に日本で登場しています。

　今回仕様変更されたC40リチャージとXC40リチャージは、リア（後輪）を駆動するシングルモーターモデルとなります。

　新たに自社開発したDCモーターは、出力とトルクの向上を果たしています。最高出力は従来の170kW（約231馬力）から約3％向上となる175kW（約238馬力）、最大トルクは従来の330Nmから約27％向上となる420Nmに出力を向上しています。

　さらに駆動用リチウムイオンバッテリー容量は、従来の69kWhから73kWhへ約5％拡大しています。日本仕様の一充電走行距離（WLTCモード）数値は未定となっています。

　ピクセルLEDヘッドライトや20インチアルミホイール、プレミアムサウンドオーディオシステムなどを標準装備する「Ultimate」と、充実装備のベースグレード「Plus」のふたつのグレードを設定しています。

　またGoogleアプリ／サービスおよびボルボ・カーズappの無償利用期間を従来の4年から5年に延長、ワンペダルドライブに、自車両の前方に車両が検出されない場合にコースティング走行を可能にする「オートモード」を追加、新外装色「クラウドブルー」「ヴェイパーグレー」を追加、メタリックペイント、プレミアムメタリックペイントを無償化、などの変更がされています。

　消費税込みの車両価格は以下の通りです。

・C40リチャージPlus シングルモーター：699万円
・C40リチャージUltimage シングルモーター：739万円
・XC40リチャージPlus シングルモーター：679万円
・XC40リチャージUltimate シングルモーター：719万円