新型は日本でも発売決定 レクサスの超高級ミニバン「LM」ライバルに再び差をつける“フラッグシップMPV”のスゴさとは
思わず息を飲むラグジュアリーなキャビン
そして注目のインテリアは、4人乗りと6/7人乗りが設定されています。そのうち会場には、4人乗り仕様が展示されていました。

“eラッチ”を採用したリアのスライドドアを開けると、そこには思わず息を飲むようなラグジュアリーな空間が広がっています。前後席間には隔壁が設けられ、リアコンパートメントはほぼ独立。上部には昇降式のガラスが備わり、ドライバーにすら聞こえないよう密談することも可能です。
その下には大型48インチディスプレイ、冷蔵庫、マーク&レビンソンのスピーカーなどを整然と配置しています。眺めるとウインドウの形状もスクエアで死角が少なく、とにかくノイズが少ないのが印象的。すっきりとした雰囲気は仕事のときも、くつろぎのときも、まるで自分の部屋にいるかのような落ち着きをもたらしてくれそうです。
そしてシートは、まさにファーストクラス的な左右独立タイプを採用しています。2種類の衝撃吸収材を使うなどしてどんな場面でも快適に体を受け止めるこのシートには、大型化されたオットマン、ほぼ水平近くまで可動するリクライニング機構などが備わります。
テーブルはもちろん折りたたみ式で、アームレスト内に収納。ビジネスユースでのラップトップPCの使用なども考慮し、ガタツキを抑えている辺りはレクサスらしいきめ細やかさです。
空調には、乗員と周辺の温度を検知し、エアコンやシートヒーターなどを一括で制御するシステムが採用されました。ちなみにヒーターはアームレスト、そしてオットマンにまで装備されています。
イルミネーションは、全64色でテーマに合わせた色調を用意。その他、後席周辺の機能は、初採用のリアクライメートコンシェルジュによって統合制御されます。操作はアームレスト前端に置かれた脱着式タッチコントローラーでおこなえます。
サンルーフは左右分割式。それぞれの乗員の好みに合わせることが可能です。ルーフにはセンターコンソールが備わります。
静粛性についてレクサスは、“静粛感”という言葉で表現しています。電気自動車の「RZ」でも使われたこの言葉が意味するのは、絶対的な騒音レベルの小ささはもちろん、心地よく自然な静けさを実現すること。たとえば、ルーフライニングはあえて吸音性能が持たされず、音の適度な反射により空間の広がりを感じられる空間に仕立てているといった具合です。
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新型LMはレクサスにとっての“フラッグシップMPV”。「LS」、「LC」、「LX」といった“L”で始まるモデルすべてがフラッグシップとして、多様性の求められる今の時代のニーズに応えるという考え方でしょうか。
この新型LM、日本では4人乗り仕様のLM500hから発売されることになりそう。先代の価格設定からすれば、2000万円オーバーのプライスタグを掲げることになるのは必至です。さてその仕上がりは、ブランドへの、車名への、そして価格からくる期待に応えるものになっているでしょうか? 早く試してみたいところです。
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