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ブリヂストンが「eスポーツ」に参入!? 誰でもプロドライバーから安全に運転を学べる体験型プログラムとは?

ブリヂストンのモータースポーツ活動開始から60周年

 ITの発展で、シミュレーションの世界はますます“本物”に近づいています。

 モータースポーツの世界もその流れのなかにあり、ゲームで優秀な成績を収めたプロゲーマーが、リアルなモータースポーツシーンでドライバーとして起用され、マシンを操るという、ひと昔前までは考えられなかったことも、すでに現実となっています。

 これまで初心者向けサーキット走行会「POTENZA CIRCUIT MEETING」「POTENZA Circuit Challenge」などを通じ、モータースポーツの裾野拡大に尽力してきたブリヂストンは、モータースポーツ活動開始から60周年の節目となる今年、新たにこのシミュレーションの世界でも、モータースポーツ支援に乗り出すことになりました。

「Bridgestone eMotorsports Institute」の様子。70分間たっぷりとシミュレーターで走行できる
「Bridgestone eMotorsports Institute」の様子。70分間たっぷりとシミュレーターで走行できる

「Bridgestone eMotorsports Institute」と名付けられたこのプログラムは、一般の参加者が、ブリヂストンの契約ドライバーやプロのシミュレータードライバーの指導を受け、技術向上を目指すというものです。

 リアルなモータースポーツは、車両の用意、サーキットまでの往復の交通費、走行料金、さらにタイヤやガソリン、オイルなどの消耗品費がかかり、ちょっと体験してみるだけでもかなり高いハードルです。また走行中に事故を起こすと修理費がかかるだけでなく、その程度によっては身体へのダメージも生じます。

 しかしドライビングシミュレーターによるレッスンなら、出費の範囲も明確で、さらに安全性は段違いです。そしてそのレッスンで得られるテクニックがレースシーンでの“早さ”に直結していることは、実際にシミュレーター出身のレーサーが誕生していることからも実証済みと言えます。

 使用するシミュレーターは、前方に大型のディスプレイを三面、ドライバーを囲むように配置し、サーキットでのドライバーの視野、さらに各種メーターを表示します。首掛けのスピーカーは、エンジン音からタイヤのスキール音まで、リアルな環境音を再生。複数のアクチュエーターで支えられたシートは、サーキットでのクルマの挙動を再現する仕組みとなっています。

 サーキットは「シルバーストーン(イギリス)」をはじめ、複数を用意。マシンは「トヨタ・GT86」「アバルト・500」「ロータス・エリーゼ」「日産・370Z」「日産・GT R35」「メルセデスAMG・GT3」などそうそうたるラインナップです。

 実際のレッスンでは、これらのサーキットおよびマシンから、利用者のレベルに合わせたものが選択されるとのこと。また設定によりAT/MTはもちろん、タイヤの摩耗による劣化や熱ダレ、ハードブレーキングによるフラットスポットの発生など、実際のレースで起こりうるトラブルも忠実にシミュレートすることが可能となっています。

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植村祐介
植村祐介
ライター&プランナー
1966年、福岡県生まれ。自動車専門誌編集部勤務を経て独立。クルマ、PC、マリン&ウインタースポーツ、国内外の旅行など多彩な趣味を通し積み重ねた経験と人脈、知的探究心がセールスポイント。カーライフ系、ニュース&エンタメ系、インタビュー記事執筆のほか、主にIT&通信分野でのB2Bウェブサイトの企画立案、制作、原稿執筆なども手がける。

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