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2023年上半期の乗用車ベスト10のうち9台がトヨタ車!? なぜこれほどトヨタは強い? 唯一ランクインした他メーカーのクルマとは?

毎年、6モデル以上の新型車を投入し続けている

 先だって、2023年上半期(1~6月)の国内販売の「乗用車ブランド通称名別順位」が、一般社団法人日本自動車販売協会連合会から発表されました。

2022年8月に登場した新型ランドクルーザー(300系)。世界中で好評で、生産能力を大幅に上回る注文のため、2023年7月1日現在、日本での注文を停止している
2022年8月に登場した新型ランドクルーザー(300系)。世界中で好評で、生産能力を大幅に上回る注文のため、2023年7月1日現在、日本での注文を停止している

 ランキングの内容は以下になります。

1位「ヤリス」 9万7421台
2位「カローラ」 8万2374台
3位「シエンタ」 6万7344台
4位「ノート」 5万8095台
5位「ノア」 5万489台
6位「プリウス」 4万8835台
7位「ヴォクシー」 4万8669台
8位「アクア」 4万6458台
9位「ルーミー」 4万5814台
10位「ハリアー」 4万3997台

 驚くのはベスト10のうち9台がトヨタであったことです。ちなみに、トヨタが6月末に発表した直近の販売実績を見ると、1月から5月までの累計は約72.1万台で、国内シェアは55.3%(軽自動車を除く・以下同)にも達しています。

 ちなみに10年前となる2013年のトヨタの国内年間販売のシェアは48.6%、20年前の2003年は42.6%。つまり、過去20年にわたってトヨタは国内販売シェアを伸ばしているのです。

 トヨタの強さの理由はどこにあるのでしょうか? 今回は、数字でも見える部分から解き明かしてみたいと思います。

 まず、トヨタの強みとして言えるのは、そのラインナップの豊富さです。

 現在(2023年7月24日)の時点で、トヨタのホームページにはコンパクトカー6モデル、ミニバン7モデル、セダン6モデル、ワゴン2モデル、SUV11モデル、スポーツ5モデル、GR/GR SPORT10モデル、軽自動車3モデルが表示されています。トータルで50モデルにもなるのです。

 さらに今後も新型「ランドクルーザー」などのニューモデルが追加される予定です。

 しかも、それとは別に商用車が12モデルも販売されています。合わせれば62モデルにもなります。ちなみに、日産は17モデル(軽自動車/商用車を含む・以下同)、ホンダは12、マツダは14、スバルは10、三菱自動車が16となります。

つ まりトヨタは、販売ラインナップが、他メーカーよりも3倍以上もあるのです。どんなビジネスであっても、品ぞろえの豊富さは強さの理由となります。

 また、近年のコロナ騒動の渦中であっても、トヨタは例年通りに新型車を発表し続けてきたのも特徴です。

 2023年は「アルファード」「ヴェルファイア」、レクサス「RZ」、「プリウスPHEV」「プリウス」を発売。

 2022年にはレクサス「RX」、「ハリアーPHEV」、「シエンタ」、レクサス「UX」、「bZ4X」、「ノア」「ヴォクシー」、レクサス「LX」。2021年には「GR86」、レクサス「NX」、「カローラクロス」、レクサス「ES」、「ランドクルーザー」、「アクア」。そして2020年には「C+pod」、「MIRAI」、「GRヤリス」、「ヤリスクロス」、「ハリアー」、「ヤリス」を。2020年から2022年にかけて、毎年、6モデル以上の新型車を投入し続けているのです。

Nextラインナップの豊富さと販売拠点の数で圧倒的なシェアを獲得
Gallery 【画像】あのクルマは何位? 2023年上半期に売れたベスト10のクルマを画像でチェック(26枚)
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