“小さな高級SUV”レクサス新型「LBX」日本初公開! 大きなミニバンやSUVにも負けない存在感を放つ“鏡餅シェイプ”の効果とは?
ラージサイズのモデルと並んでも引けを取らない存在感
そんな新型LBXですが、「LEXUS SHOWCASE 2023」の会場では新しいフラッグシップMPVの「LM」や高級SUVである「GX」と並んで展示されていました。
新型LMと新型GXは、ともにボディサイズの大きい威風堂々としたモデルですが、その2台と並んでも新型LBXは引けを取らない存在感を放っていました。ボディサイズは小さいものの、とても力強く映りました。

新型LBXには、トヨタ車を始めとする同クラスの他のモデルとは全く異なるプロポーションが与えられています。先述した大径タイヤ、ワイドトレッド、ボディとキャビンの比率などは、ボディサイズによる従来型のヒエラルキーを超越するために与えられたものであり、確固たる存在感を放つために計算されたものだといいます。
なかでも、低重心のフォルムを強調すべく、レクサスのデザイナー陣が編み出したのが“鏡餅理論”です。
新型LBXは、ボディの下側と上側を一体にするのではなく、ワイドスタンスのアンダーボディにコンパクトなキャビンを載せてトルソー(胴体)とキャビン(室内)を明確に区分。これにより、重心がより下側にあるように見え、心地よく地面に食らいつくようなプロポーションを生み出したといいます。
レクサスデザイン部の部長である須賀厚一氏は、その効果を次のように解説します。
「1990年代後半よりトヨタ車やレクサス車が追い求めてきたモノフォルムのボディは、焼くことで体積が膨張してできる“カップケーキ”のような形状といえます。
それに対し、新型LBXのエクステリアは、つきたてのやわらかい餅が重力によって形づくられる鏡餅をイメージした形状となっています。
カップケーキ型のフォルムは新しいイメージを表現できるものの、背が高く膨張して見えます。それに対し、鏡餅シェイプは新しさの訴求という点ではそれなりですが、安定して走る塊感を表現できます。その分、クルマ全体が低く感じられるのです」
* * *
鏡餅をイメージしたどっしりとしたスタンスにより、ラージサイズのミニバンや高級SUVにも負けない存在感を手に入れた新型LBX。コンパクトなボディサイズを感じさせない印象的なルックスは、本物を知る大人たちをも魅了しそうです。
なお、新型LBXの日本での発売は、2023年秋が予定されています。
●LEXUS LBX(PROTOTYPE)
レクサス LBX(プロトタイプ)
・全長:4190mm
・全幅:1825mm
・全高:1560mm
・ホイールベース:2580mm
・タイヤ:(前)225/55R18、(後)225/55R18
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
ブローバが腕時計の常識を曲げてから10年…「CURV(カーブ)」10周年モデルが証明した小径化による究極のフィット感とクリエイション【PR】