高速道路の通行料金が最大半額戻ってくる!? ETCを使うなら必ず登録しておくべきサービスとは
ポイントには有効期限があるので注意
ETCマイレージサービスでの具体的な通行料金支払いは、還元額からの充当という形で行われます。

たとえば還元額が5000円分あるときに高速道路を走行し、その通行料金が2000円だった場合、還元額から2000円が充当され、残りの還元額は3000円です。
さらに高速道路を使い、支払いが3500円だったとすると、3000円を上回る500円分が、ETCでの通行料金としてクレジットカードに請求されます。なお還元額での走行については、ポイント付与の対象外となります。
付与されたポイントの還元は、インターネットの「マイページ」、事務局への電話など複数の方法が用意されていますが、もっとも使い勝手のいい手段が「ポイント自動還元サービス」です。
これは利用者があらかじめマイページで設定した「自動還元単位」にポイントが達すると、自動的に還元されるというもので、いったん登録すれば、利用者はとくに気にすることなく、ポイントの還元が受けられます。自動交換単位は、NEXCO3社の場合、5000ポイントです。
※ ※ ※
さて、このように便利でオトクなETCマイレージサービスですが、注意点もあります。
まずETCマイレージサービスを利用するには、事前の登録が必須です。登録に必要な情報は、名前、生年月日のほか、ETCカードの番号および有効期限、ナンバープレートの4桁数字、ETC車載器管理番号などです。
つぎにETCマイレージポイントには締め日と付与日、有効期限があります。
ポイントは一部のキャンペーンを除き、毎月末日が締め日となり、付与日は翌月20日です。有効期限は「ポイントが付いた年度の翌年度末(3月末)」で、有効期限が到来したポイントは消滅してしまいます。
高速道路のヘビーユーザーでポイント自動還元サービスに登録してあれば、有効期限が来るまでに自動還元されるため、大きな問題にはなりません。しかし高速道路をときどきしか使わない利用者にとっては、自動還元の対象となる5000ポイントに達するまでに有効期限が到来する可能性があります。
さらに締め日、付与日の関係から、3月に入ってからの走行は月内には加算されません。
ポイントが消滅して走行分がムダにならないよう、ときどきはマイページでポイント残高をチェックし、必要に応じて手動でポイント還元の手続きを行いましょう。
還元額については有効期限がなく、ETCマイレージサービスの登録が続いている限り、いつでも利用できます。
ETCマイレージサービスを利用すれば、「休日割引」「深夜割引」での通行料金の割引も、実質的にさらに拡大することになります。ぜひご利用をおすすめします。
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