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究極の堅牢性? “成層圏でテスト”されたクロノグラフ時計がすごい! 早くも完売モデルも出た人気の秘密とは

●クロノグラフの雄・フォルティスの新しい挑戦

 スイスのグレンヘンで1912年に創設され、パイロットや宇宙飛行士のミッションを支えるタイムーピースを手がけてきた「FORTIS(フォルティス)」は2023年10月、新作の「NOVONAUT」シリーズを発表しました。

世界限定100本が早くも完売した「N-42ノボノート ファースト・エディション」
世界限定100本が早くも完売した「N-42ノボノート ファースト・エディション」

 フォルティスは1994年、「コスモノート クロノグラフ」がROSCOSMOS(ロシア連邦宇宙局)の公式タイムキーパーとして採用されたことで知られ、その成功を具現化し2003年に登場した「B42 コスモノート」はクロノグラフのベンチマークとして不動の地位を確立しました。

 そして2023年秋にその系譜を受け継ぎ登場するのが、今回紹介する「NOVONAUT(ノボノート)」シリーズです。

「コスモノート クロノグラフ」はミール計画以降の宇宙船に装備され大気圏外へ旅立ち、数々のミッションを経て10万回以上地球の軌道を回り地上へ帰還した実績を持ちますが、「NOVONAUT」にはその遺伝子が受け継がれています。

 ムーブメントにはスウェーデン宇宙公社により成層圏でテストされた自動巻きクロノグラフの「WERK17」を搭載。

 マニュファクチュールムーブメントメーカーのラ・ジュー・ペレによってカスタムメイドされたトラバーシングブリッジによって究極の堅牢性を確保し、約60時間のパワーリザーブを達成しています。

「NOVONAUT」シリーズを構成するのは3つのモデルです。

 オレンジのハイライトを配した「N-42ノボノート ファースト・エディション」(81万4000円、消費税込、以下同)は、ロケットをモチーフにしたユニークなスモークドサファイヤクリスタル製ケースバックを備えた世界限定100本のタイムピース。残念ながら早くも完売となっています。

 鮮やかなコバルトブルーの文字盤を持つ「N-42ノボノート コバルトブルー」(80万3000円)は、ポリッシュ仕上げのシリウスベゼルでその先に広がる宇宙を思わせる天空の美を表現。

 FKM(フッ素ゴム)とストレッチテキスタイル素材を採用したハイブリッドスラップ仕様(74万8000円)も用意されます。

 マット仕上げのセラミック製ベゼルと文字盤が目を惹く「N-42ノボノート レガシー」(77万円)は、アイコニックな名機「コスモノート」の究極の後継機種と言えるモデルで、こちらも「コバルトブルー」同様、ハイブリッドストラップ仕様(71万5000円)も選ぶこともできます。

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