ハイオクがまさかのリッター300円超え!? これなら日本のほうがまだマシ!? 驚愕のドイツのガソリン事情とは?
高速道路のスタンドではなんとリッター431円のハイオクも!
給油操作は簡単で、なんと入れたい燃料のノズルを給油口に入れ、ただレバーを引くだけ。そのまま燃料が注がれます。

日本のガソリンスタンドのように、金額や給油量を細かい設定することはできませんが、メーターには、給油量と価格が表示されるので、それを目安にします。また満タンの場合は、自動的に給油がストップするのは同様です。
そして、ノズルを戻せば、給油完了。続いて支払いですが、精算機はなく、店内にあるレジに出向いて支払いをします。その際に、給油機の番号を伝える必要があるので覚えておきます。
店員に給油機の番号を伝えると、燃料代が請求されます。店内はコンビニのようになっており、ドリンクやお菓子などの飲食物、自動車用品、雑貨などが販売されています。レジに購入したい商品を同時に持っていけば、一緒に清算することも可能です。
ドイツだけに、さぞガソリンスタンドの機能も充実しているのかと思いきや、燃料販売が中心のようで、今回の立ち寄った街中のガソリンスタンドでは、洗車の設備さえもありませんでした。どうも環境対策して洗車も排水設備などの厳しい制約があるため、専門店が主となるようです。
最初に利用したRANスタンドの燃料価格を紹介すると、看板には、SUPERが「1889」、E10が「1829」、ハイオク相当のSUPERプラスが「1979」、ディーゼルが「1779」と表示されていました。3桁が大きな数字で、最後の1桁が小さい数字となっています。
1ユーロは100セントなので、正直「いくら?」と思いましたが、この場合、SUPERで1ユーロ88.9セントとなります。つまり、最小の「9」は、日本でいえば、通貨の流通がない「銭」にあたるもの。
ドイツ在住の日本人に尋ねたところ、「ドイツの人は、燃料代にシビアなので、細かく表示している」とのこと。価格競争が生んだ結果のようです。
それにしても、ドイツの燃料代の高さは驚愕もの。1リッターで約304円(1ユーロ=161円で換算)にもなるのですから。初回の給油では、44.01リッターで83.13ユーロ。総額で1万3384円となりました。
先日、日本でハイオク40リッターを給油しても6840円だったことを考えると、ドイツの人たちが燃料費に苦しむのも納得です。
ドイツの高速道路アウトバーンのサービスエリアにも同様の仕組みのガソリンスタンドはあり、移動中の給油には困らない環境です。ただ値段を比較してみると、日本同様に高速道路の方が高め。自分が見たときには、V-Power Racingというハイオクが1リッターで2.659ユーロ、つまり431円(!)という表記も見ました。
できれば一般道にあるガソリンスタンドを利用した方が、お得なことは間違いないようです。これは店内で販売される飲食品なども同様な傾向が見られました。
※ ※ ※
欧州全体で進められる急速なEVシフトですが、流石、自動車大国ドイツ。アウトバーンのサービスエリアには、急速充電施設がしっかりと整備済み。また街中の路上や、建物に隣接する駐車場に、200Vの普通充電を見つけることが出来ました。
アウトバーンのサービスエリアの急速充電出力を確認してみると、300kWの高出力となる最新充電器が多数見受けられ、積極的なインフラ整備の強化が行われていると実感。
ただ利用率は意外と低いようで、待ち時間なしで利用できるようでした。
周りを走るクルマを見ていると、すぐにEVを発見できる状況ではありましたが、まだドイツのEV普及率は30%ほど。今でも速度無制限区間があるアウトバーンだけに、EVも追越車線をかっ飛んでいきます。
このため、EV愛用者も、時間ロスとなる充電をできるだけせずに済むように、ドライブプランを立てているのかもしれません。
今後、ガソリンスタンドにも急速充電器の配備が義務化されるドイツは、EVシフトを加速させる意気込みですが、街中を走るクルマは、まだまだエンジン車が中心ですし、意外と古いクルマの姿も見かけます。
まだ将来を見通せるほどの材料は揃っていない現状でドイツを走り回った印象は、EVの活躍の場は増えていくでしょうが、彼の地の自動車事情を急激に変化させることもないのでは? と思えてならないのでした。
page
- 1
- 2
VAGUEからのオススメ
前作超え感じさせる“ロケット級”の飛び実現へ! 新スリクソン「ZXi RKT」ドライバー4モデルの実力を試してみた【PR】