2024年の注目バイクとなるか? スズキ「GSX-8R」は単なる“「GSX-8S」のフルカウル仕様”ではない!? ベースのネイキッドモデルと何が違う?
スポーティなルックスとライディングポジションを採用
2023年3月に発売され、多くのライダーから高評価を得ているスズキのネイキッドスポーツバイク「GSX-8S」。そのフルカウルバージョンである「GSX-8R」がEICMA 2023(ミラノショー2023)の舞台で発表されました。

このモデルについて、バイクやe-Bikeなど2輪車を中心に乗り物関連の記事を取材・執筆しているライターの増谷茂樹さんは、次のように解説します。
「以前から、『GSX-8S』にフルカウルを装着したバージョンが登場するというウワサがあり、バイク好きの間では『フルカウルか? それともハーフカウルか?』と取り沙汰されていました。
今回、EICMA 2023で発表されたモデルは、結果的にフルカウル仕様。スーパースポーツ的なシルエットをまとって登場してきた背景には、先ごろ生産が終了した『GSX-R1000R』の穴を埋めるという意味あいもあるのだろうと思います」
「GSX-R1000R」は、長くスズキが手がけるスーパースポーツのフラッグシップの座にあったモデル。2023年に惜しまれながら生産終了がアナウンスされました。フルカウルにセパレートタイプのハンドルを装備した「GSX-8R」に、その後継モデル的な役割を期待するファンも少なくないでしょう。
ただ「GSX-8R」は、スーパースポーツモデルではないため、ライディングポジションは前傾がそこまでキツくなく、ツーリングなどにも活躍しそう。とはいえ、アップハンドル仕様の「GSX-8S」に比べると、ライディングポジションはスポーティなものになっています。
●サスペンションは「GSX-8S」と異なる仕立て
「GSX-8R」に搭載されるエンジンは、776ccの並列2気筒で270度クランクを採用。欧州仕様は最高出力61kW(82.9ps)、最大トルク78Nmと発表されています。
「GSX-8S」において、量産車として初採用されたスズキクロスバランサーや、アシストスリッパークラッチも装備。アップ、ダウンに対応したクイックシフターも搭載しています。
出力特性を3モードから選択できるSDMS(スズキドライブモードセレクター)や、トラクションコントロールシステムも継承。サスペンションは、「GSX-8S」のKYB製に対して、「GSX-8R」は前後ともショーワ製となっており、フロントにはSFF-BPの倒立フォークが採用されています。
街中からワインディング、サーキットまで、多彩なシーンでスポーツライディングを楽しめそうなスズキ「GSX-8R」。日本国内での発表が待ち遠しいモデルです。
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