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まるで“月の裏側”のような「オメガ スピードマスター」新作! ダイヤルのキュートな“ロケット”に視線集中!? 洗練された新モデルの実力とは

●ケース両面から顔を覗かせる緻密な月面、スモセコにあしらったチタン製ロケットは必見!

 ブラックセラミックを用いた42.25mm径のケースやアクセントカラーとして効かせたイエロー、パンチング加工を施してスポーティに仕上げたストラップなどは、2018年モデルのオリジナルデザインを踏襲。

9時位置に配したスモールセコンドには精密に作られたチタン製“サターンVロケット”の姿が。緻密な造作は必見だ
9時位置に配したスモールセコンドには精密に作られたチタン製“サターンVロケット”の姿が。緻密な造作は必見だ

 また、緻密なレーザー加工で月表面を再現したムーブメントのスケルトン仕様もオリジナルモデルに倣うもの。

 ダイヤル側では地球から見える月の“表側”、ケースバック側ではミッションに参加した宇宙飛行士だけが目にすることのできる月の“裏側(=ダークサイド)”をレリーフで表現しているのもオリジナルと同様ですが、新採用の“キャリバー 3869”では、最先端のレーザー加工技術を用いることで、さらに精緻なエングレービングとメリハリのある表面の仕上げを実現。月の表面をいっそうリアルに表現しています。

 またディテールにおいては、9時位置にレイアウトされたスモールセコンドに注目を。

 グレード5チタンで作られたこの小さな針は、アポロ計画で使用された“サターンVロケット”をかたどったもの。回転レーザー加工で立体的な造形を行い、ホワイトのニスで着色したのちに、さらにレーザー加工で細かな装飾と黒いカラーリングを施すという凝った作りは感動もの。

 さらにケースを裏に返せば、ケースバックには、アポロ8号が月の裏側に入る直前、司令船操縦士だったジム・ラヴェルが地上管制官に告げた名言”WE’LL SEE YOU ON THE OTHER SIDE(あちら側でまた会おう)”とのメッセージが。偉大な先人たちの勇気ある挑戦を手の中で実感できる、希少かつユニークなタイムピースです。

●製品仕様
「オメガ スピードマスター ダークサイド オブ ザ ムーン アポロ8号」
・品番:310.92.44.50.01.001
・価格(消費税込):220万円
・ケース径:44.25mm
・ケース厚:12.97mm
・ケース、ベゼル:ポリッシュ&ブラック仕上げのブラックセラミック
・ストラップ:ブラックラバーの間にイエローラバーを配してパンチング仕上げ
・風防:両面に無反射コーティングを施したボックス型のサファイアクリスタル
・ムーブメント:機械式 手巻き キャリバー 3869(コーアクシャル脱進機搭載、COSC 認定クロノメーター取得、スイス連邦計量・認定局(METAS)によるマスター クロノメーター取得)
・駆動時間:パワーリザーブ50時間
・防水性能:5気圧

Gallery 【画像】超精密に再現された月の裏側をダイヤルに!? オメガ新作を写真で見る(17枚)
ダイヤルに隕石を使う腕時計とはどんなもの?

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