食後のエチケット “つまようじ”が1本8万8000円!? 一生モノの「マイつまようじ」が注目を集める理由とは【匠の逸品#03】
金製の爪楊枝が1本8万8000円
爪楊枝(つまようじ)といえば使ったら捨てるもの、という常識を覆す爪楊枝をご存じでしょうか。
山梨県のオーラルケア用品メーカー、株式会社マインドアップが製造するのが、「金の爪楊枝」と「銀の爪楊枝」です。

そのどちらも、富士山を仰ぐ自然豊かな甲斐の国(山梨県)から、快適かい?と健康や充実感を問いかける、「快適甲斐」ブランドから発売されています。
金(K18)製の爪楊枝は1本で7万7000円(税込み、以下同)、銀(SL925)製のものは6600円です。金属製だから半永久的に使えるという、首都圏の富裕層をターゲットに開発された、高級感あふれるマイ爪楊枝です。
商品には、富士吉田市特産の織物で作られた、爪楊枝1本用の携帯ケースがつき、一緒に桐箱に入れて届けられます。
バリエーションとしては、富士山と太陽が重なる現象、ダイヤモンド富士にちなんだ「Fuji」シリーズが最高峰です。爪楊枝の上部にダイヤを施した「金の爪楊枝 Fuji」に至っては、なんと8万8000円の高価格です。
また、銀の爪楊枝には、サクランボや桃、葡萄、シャインマスカットなど、山梨の名産にちなんだバリエーションもみられます。爪楊枝の上部にジュエリーがつき、価格は7700円から9900円です。
それにしても、いったいなぜ「金の爪楊枝」や「銀の爪楊枝」が作られたのでしょうか。
1991年に創業した同社は、歯間ブラシや歯石除去具、ミラーなどさまざまなオーラルケア用品を製造販売してきました。そのなかで、歯科大学の教授の助言があり、多様な視点から商品を提供することは、口腔衛生の啓蒙のために大切だということを認識していたといいます。
やがて、時代的に環境意識が高まり、食の分野では、使い捨ての割り箸に対してマイ箸ブームが起きます。
そこで、口腔衛生にも関心をもってもらうべく、使い捨てしない「マイ爪楊枝」の製品化が始まりました。このとき、金や銀という素材を選んだのは、本社所在他の甲府市がジュエリーの産地であることが理由です。同時に、ユニークなプレゼントにもなるという確信もあったそうです。
このようにして誕生した爪楊枝は、職人によってひとつひとつ手作業で作られています。
また、「銀の爪楊枝」の果物のバリエーションにもこだわりが詰まっています。ルビーを使ってサクランボを表現し、ピンクサファイアで桃を、アメジストで葡萄を、グリーンガーネットでシャインマスカットをと、ジュエリーと果物を絶妙に組み合わせて山梨の名産品を伝えています。
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