予想落札価格は5億円!? ベースのエンツォ・フェラーリより美しい! 20年前に登場したイタリアン・スーパーカー マセラティ「MC12」ってどんなクルマ?
総生産台数はわずか50台あまりのスーパーカー
イタリアン・ラグジュアリー・ブランドとして日本でも根強い人気を誇るマセラティですが、2020年に発表された「MC20」が高い評価を得るなど、近年ではスーパースポーツカーというカテゴリーにおいても存在感を強めています。

ただ、マセラティの歴史を振り返ると、それは決して不思議なことではありません。
1914年にイタリア・ボローニャで創業したマセラティは、1926年にイタリアの伝統的なレースである「タルガ・フローリオ」でクラス優勝を果たしたことをきっかけに、モータースポーツで輝かしい戦績を残します。
1960年代になると、マセラティはモータースポーツ活動に区切りをつけ、これまでに得られた知見を活かしたスーパースポーツカーやグランドツーリングカーを立て続けにリリースします。
なかでも、1971年のジュネーブ・モーターショーで発表された「ボーラ」は、マセラティのブランドを大きく向上させるモデルとなりました。
「スーパーカーブーム」に沸く当時の日本では、V型8気筒エンジンをミッドシップに搭載し、高いパフォーマンスとラグジュアリーさを兼ね備えたボーラは特に注目を集めました。
ただ、当時のマセラティの経営状態は決して健全とは言えず、シトロエンやデ・トマソの傘下に入ることでかろうじて事業が継続できている状態でした。
一方、1993年にイタリア最大の自動車メーカーであるフィアットに買収されたことで、マセラティの運命は大きく好転します。
フェラーリを傘下においていた当時のフィアットは、マセラティにフェラーリのノウハウを投入することでマセラティの再建を図りました。
その結果、当時の「クアトロポルテ」などではフェラーリの技術が多く採用されることとなるわけですが、マセラティとフェラーリのパートナーシップは、2004年に発表された「MC12」でひとつの到達点を見ることになります。
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