クラシックフェラーリの中で最も実用的なスーパーカー!? 80年代に登場した2+2のGTカー「412」ってどんなクルマ?
オークションに登場したのは希少な5速MT車
今回オークションに登場したフェラーリ412の個体は、1989年式の最終モデルで走行距離は約9万5000km、もともとはフランスで輸入されたモデルです。

ボディカラーはアルジェント(ガンメタリック)で、足元は16インチの5本スポークのアルミ素材となっており、ミシュランTRXタイヤが装着されています。
また、この当時のフェラーリらしく、ヘッドライトはポップアップのリトラクタブル式となっています。
インテリアはシートやドアトリム、ダッシュボード、3本スポークステアリングなど、ふんだんにブラックレザーを使用しフェラーリらしい豪華な内装です。
ほかにもGTカーらしく、デュアルゾーンエアコンやパワーウインドウ、電動調整式フロントシートが採用されています。
さらに今回の個体は大事に扱われていたようで、フェラーリブランドのカーカバーやスペアホイール、工具、警告三角ボタン、サービス冊子、オーナーズマニュアルが付属。
パワートレインは約340馬力を誇るといわれている4.9リッター、V型12気筒エンジンが搭載されており、412では希少な5速マニュアルトランスミッションを介して後輪に伝達します。
もともと412は、世界で納入された数は576台といわれており、このうち5速マニュアル車は270台しかないといわれています。
今回の個体は定期的にメンテナンスが行われており、2019年にエアコンコンプレッサーの交換、リアライトクラスターの再調整が行われました。
ほかにも2022年にエンジンオイルとフィルターの交換、ブレーキシステムのエア抜きとフルードの交換、エンジンオイル温度センサーのオーバーホール、一般的な検査を含む整備を実施しました。
また、2023年に付属品のベルトがすべて交換され、エアコンシステムのチェックも行われています。
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なお、今回のオークションは入札、落札共に履歴が残っておらず、原因不明の売れ残り扱いとなっていました。
クラシックフェラーリのなかでは刺激が少ないモデルですが、信頼性が比較的高く、4シーターということもあって普段使いしやすいモデルといえるでしょう。
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