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こんな“切れ味”見たことない……!刃物の町・岐阜県関市から生まれた最高級包丁「関孫六 要シリーズ」とは?【匠の逸品#09】

世界三大刃物産地から生まれた特上品 日本の伝統技を受け継ぐ「関孫六 要シリーズ」

 岐阜県関市は刃物の町として知られており、イギリスのシェフィールド、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ「世界三大刃物産地」として、長い歴史と高い技術を有しています。

 そんな関市のなかでも有名な刃物ブランドが、貝印株式会社の「関孫六(せきのまごろく)」です。

 かつての関で非常に優れた刀匠として知られた2代目「孫六兼元」、通り名「関の孫六」から引き継がれた「折れず、曲がらず、よく切れる」を信念とする業と、最新のテクノロジーを融合して生み出された最高品質のブランドです。

 関孫六からは包丁を始め匠の洗練された技術が生かされた刃物たちが多く輩出されていますが、そのなかでも最高峰のクオリティを誇るのが、「要シリーズ」です。

 切れ味と耐久性に優れ、全てにおいて計算され尽くした刃体やハンドル形状を持ち合わせています。

「要」は、硬さの強い特殊ステンレス刃物鋼を芯材とした三層鋼で構成されています。従来の関孫六と比べ刃先が薄く仕上がっているので、切り込む時の抵抗が少なく鋭い切れ味を体感出来きるのが魅力です。

 また、洋包丁ではありますが、刃先は和包丁に由来する「切付」形状になっています。剣型の刃先をしているため、肉の筋切りや人参の飾り切りなど、細かい作業がしやすく機能性に優れています。
 
 さらに、日本刀から着想を得て、刃の背の部分が反っているのが特徴です。日本刀は「反り」があることで、効率的に力を加えられるようになっています。

 これを包丁に応用したのが「要」です。「反り」にも様々な種類がありますが、「要」の場合は反りの中心が刀身の真ん中あたりにある「鳥居反り」が採用されています。

 そして、こだわっているのは刀身部分だけではありません。ハンドル部分は八角柄になっているのですが、職人の手で1本ずつ手作業で削られており、そのため非常に滑らかな仕上がりになっています。
 
 このように、日本伝統の業と匠の技術力を反映させて生み出された「要」は、ドイツで開催される国際的に有名なデザイン賞「Red Dot Award」において、デザインに優れた製品に贈られるプロトダクトデザイン賞を受賞し、世界的な評価を獲得しました。

Next類を見ない切れ味 「要」にこめられた匠の想いとは
Gallery 【画像】これで料理が上手くなる!? プロ料理人からも愛される高級包丁を見る(10枚)

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