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日産「GT−R NISMO」は年収いくらなら無理なく買える!? 国産スポーツカーの代表モデルを購入するために必要な年収とは

2007年の発売当時には777万円で発売されていた現行型「GT−R」

 一方、実際にGT-Rの購入を検討しているという会社経営者の男性によると、「クルマとしてのGT-Rが非常に魅力的である」ことを大前提としたうえで、GT-Rを選ぶメリットを次のように説明します。

日産「GT−R」2025年モデル
日産「GT−R」2025年モデル

「やはり、GT-Rのリセールバリューの高さは大きな強みだと思います。

 中古車情報サイトを見ると、数年落ちのモデルでも新車価格と同等以上の値段で販売されていますし、『NISMO』などの上級グレードであれば4000〜5000万円という価格の個体も見られます。

 仮に、3000万円の現金があったとしても、それをそのまま預金していては資産は増えませんし、インフレによって目減りしてしまう可能性もあります。

 しかし、その3000万円でGT-Rの『NISMO スペシャル エディション』を手に入れることができれば、購入価格以上の金額で売却できるかもしれません。

 売却益を得ることだけを目的にGT-Rを購入したいわけではありませんが、経営者という立場上、最悪の場合は常に考えなければならないのも事実です。

 そうした時、いまある現金をGT-Rに置き換えるというのは、ひとつの選択肢になりうると思います」

 ただ、GT-Rのリセールバリューの高さを支えているのが、その希少性であることは言うまでもありません。

 前述の会社経営者の男性も「実際には、新車で購入する権利を得ることのほうが難しい」と漏らします。

 ただ、もし仮にGT-Rの供給量が増えると、GT-Rのリセールバリューも低下する可能性があります。そうなると、資産としての価値も低下してしまうため、経営者がGT-Rを選びにくくなってしまいます。

 こうしたジレンマが起こってしまうのも、GT-Rが国産車としては唯一無二のモデルであることの証かもしれません。

※ ※ ※

 もちろん、会社経営者であれば誰しもがGT-Rを手に入れられるわけではありません。

 仮に、GT-Rの「NISMO スペシャル エディション」のようなスーパースポーツカーが経費計上できる業種であったとしても、3000万円の余剰資産もしくは月々30〜40万円の支払いをするためには、相応の利益が必要となります。

 ある税理士の男性は「社用車に対して毎月30〜40万円の支払いをするには、その10倍程度の利益が出ているのが好ましいが、それだけの利益が出せるのはかなりの優良企業に限られるのでは」と話します。

 2007年の発売当時には777万円という低価格が話題となったGT-Rですが、14年の時を経て、ほとんどのユーザーにとって高値の花となってしまったようです。

Gallery 【画像】「えっ…!?」これが3000万円を超える“一番高い”日産「GT−R」です(35枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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