「北陸新幹線」延伸から半年 関西方面から敦賀駅までどうアクセス!? 特急「サンダーバード」よりおトク? あまり知らない“企画きっぷ”とは
在来線特急「サンダーバード」以外の選択肢はある?
北陸新幹線の金沢駅−敦賀駅間が2024年3月16日に開業してから、半年が経過しました。

この新規開業区間には、小松駅、加賀温泉駅、芦原温泉駅、福井駅、越前たけふ駅の各駅が設けられ、東京駅−敦賀駅は最短3時間8分、東京駅−福井駅は最短2時間51分と、所要時間がそれぞれ50分、36分短縮しただけでなく、新幹線から在来線特急への乗り換えの手間もなくなり、体感的にも“近さ”を感じることとなりました。
また“北回りの新幹線”として、先日の東海道新幹線の事故や台風による運休の際には、多くの人が代替ルートとして利用しニュースになったことは、記憶に新しいところです。
ただ一方で、この北陸新幹線の延長開業は、歴史的に結びつきの強かった北陸各地と関西圏との往来に、少なくない“負の影響”をもたらしています。
それは「わずかな時間短縮と引き換えになった、運賃の実質的値上げ」です。
北陸新幹線の敦賀駅延伸以前は、関西圏からは、在来線特急「サンダーバード」が数多く運行し、福井駅や金沢駅まで乗り換えなしに移動することが可能でした。
しかし今回の延長開業で、これら特急は敦賀駅止まりとなり、関西圏からの福井駅や金沢駅への移動の一般的なルートでは、敦賀駅での新幹線への乗り換えが必要となってしまったのです。
この乗り換えは階数の異なるプラットフォームの移動をともない、荷物を持った旅行者には面倒になりました。
さらに、これまでは「乗車券+在来線特急券」だったきっぷに、あらたに「新幹線特急券」が加わることとなりました。
従来、新大阪駅から金沢駅までサンダーバードで移動すると、運賃と指定席特急料金(通常期、以下同)の合計は7790円でした。しかし北陸新幹線の敦賀駅延長以降は、新大阪駅から敦賀駅までがサンダーバード、敦賀駅から金沢駅までが北陸新幹線という組み合わせとなり、運賃と指定席特急料金の合計は、これまでよりも1620円高い9410円になってしまったのです。
そしてその一方で、所要時間の短縮は最大22分とわずかにとどまっています。こうした“実利をともなわない値上げ”に、関西圏の利用者からは、不満の声が上がっているのです。
では実質値上げとなった新大阪駅から金沢駅間をできるだけ安く移動する、ほかのルートや方法はないのでしょうか。
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