「北陸新幹線」延伸から半年 関西方面から敦賀駅までどうアクセス!? 特急「サンダーバード」よりおトク? あまり知らない“企画きっぷ”とは
「新快速」は安いが 敦賀-新大阪が40分ほど時間がかかる
まず思い浮かぶのが、新大阪駅から敦賀駅まで、JR京都線および湖西線の「新快速」を利用する方法です。
新快速は特別な料金なしで乗れるため、サンダーバードの指定席特急料金2390円が不要になります。そのため金沢駅までの運賃と特急料金の合計は7020円となり、大幅な節約が可能です。
ただし同区間を約1時間20分で結ぶサンダーバードに対し、新快速は約2時間と、40分ほど余計にかかります。また北陸新幹線との乗り継ぎを考えてダイヤが設定されているサンダーバードに対し、新快速は乗り換えの待ち時間が多くなりがちで、トータルの所要時間はさらにかかることになります。
ところが、時間のロスを最小限にしつつ、新大阪駅から敦賀駅まで、サンダーバードよりも割安に移動する方法があります。

それは新大阪駅から東海道新幹線に乗り米原駅で下車、そこから在来線特急「しらさぎ」に乗り継ぎ、敦賀駅に向かうルートです。所要時間は乗り換えにかかる時間にも左右されますが、1時間40分前後です。
このルートでは、東海道新幹線の自由席特急料金2530円、しらさぎの指定席特急料金1290円がかかるため、一見おトクには思えません。
ところがここで活躍するのが、JR東海のオンライン予約「EXサービス(エクスプレス予約・スマートEX)」と、JR西日本のオンライン予約「e5489」限定で発売される企画商品です。
まず東海道新幹線の新大阪駅−米原駅間を、利用の前日まで購入可能なEXサービスの「EX早特1」で利用します。価格は乗車券と指定席特急券が一体となり、2520円です。その上で、EXサービスを利用し米原駅で東海道新幹線としらさぎを乗り継ぐ場合に限って販売される「乗継きっぷ」を購入します。こちらは米原駅−金沢駅が4640円です。
合計は7160円で、新快速利用とほぼ遜色ない上、サンダーバードと北陸新幹線をそのまま乗り継いだ場合の9410円に比べ、2250円もおトクになります。しかもこれは、北陸新幹線敦賀駅延伸前のサンダーバードで新大阪駅−金沢駅間を移動した場合の7790円と比べても、630円も安価です。
乗り継ぎ時間を含めた所要時間は、新快速から北陸新幹線への乗り継ぎ利用よりもやや早いレベルですが、乗車時間そのものは東海道新幹線としらさぎを合わせ1時間10分ほどです。
近郊型車両で、かつ混雑する新快速に対し、特急型車両はゆったりしていて、より快適です。新快速利用との価格差はわずか140円ですから、利用しない手はないでしょう。
※ ※ ※
なお、このEX早特1と乗継きっぷの組み合わせは、富山までの北陸新幹線各駅でも利用できます。とくに米原駅−敦賀駅は「500円」という破格の安さで、新大阪駅からわずか3020円で移動が可能です。
関西圏から敦賀の海の幸を楽しむ旅の際など、利用してはいかがでしょうか。
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