VAGUE(ヴァーグ)

なぜ人は“ハイスペ時計”に魅了される? 140周年を迎えるエドックス新作と「長く使える時計」への想いとは【Behind the Product #20】

●次世代へ継承できる長寿命が機械式時計の魅力

VAGUE:経歴を伺うのが遅くなってしまいましたが、時計業界でのキャリアについておしえてください。

オッツ氏:スイスのマニュファクチュールである、「カール F. ブヘラ」のセールス部門で時計業界に関わるようになりました。その後同じくスイスの「オリス」に移り、セールスマネージャーとして世界各地を巡りブティックや顧客の方々との関係を構築してきました。

VAGUE:世界各国のエンドユーザーに近いところでキャリアを積まれていたんですね。

「フライのユニバース」を体現する「スカイダイバー」。写真のモデルは38mm径のケースを採用した「スカイダイバー 38 デイト オートマティック」(型番:80131 3BUM BUIN、価格34万1000円消費税込み)
「フライのユニバース」を体現する「スカイダイバー」。写真のモデルは38mm径のケースを採用した「スカイダイバー 38 デイト オートマティック」(型番:80131 3BUM BUIN、価格34万1000円消費税込み)

オッツ氏:2006年にエドックスに移り、引き続きリテールの現場で時計ファンがいま惹かれるディテールとはなにか?未来の時計の理想形として何を思い描いているのかをリサーチしてきました。

VAGUE:エドックスではデザインに関する業務にも関わっているとか。

オッツ氏:世界を旅して得た知見を分析し、それをデザイナーに伝えることが私の役割です。顧客から受け取ったパッションをチームと共有し、次なる時計としてアウトプットできる。それがエドックスブランドの強みになっていると考えています。

VAGUE:時計作りをするうえで、とくに注意していることは?

オッツ氏:たくさんありすぎます(笑)。我々が“ユニバース”と呼ぶ「ダイブ」「フライ」「ドライブ」という、3つの世界観は常に意識しています。いま身につけている「クロノオフショア1」やダイバーズウォッチの「ネプチュニアン」は「ダイブのユニバース」を体現します。

「フライのユニバース」はスイス軍のパラシュート部隊のためにデザインされた「スカイダイバー」を内包し、モータースポーツの歴史をリスペクトした「クロノラリー」は「ドライブ」のユニバースに沿ってものづくりをしています。

VAGUE:エドックスのタイムピースは、機能性とトレンド感のあるスタイリッシュさを融合しながらも、価格が抑えめだと感じます。

オッツ氏:エドックスの誇りである、性能と価格のバランスに注目していただけて光栄です。我々の時計作りのテーマの一つに、「1000〜5000スイスフラン(約18〜90万円)のレンジで最高の時計を製造する」という哲学があります。ラグジュアリーなスタイルを持ちながら、現実的に手にすることが叶うプライスを目指しています。

 それにくわえ私にとって一番大切なことは、「長持ちする機械式時計をつくる」ということ。一生涯にわたって愛用してもらうためには堅牢な造りや高い防水性が必要ですよね。メンテナンスをしながら、次の世代にまで受け継ぐことができるような時計を提供したいという思いは常に忘れないようにしています。

●製品仕様
「クロノオフショア1 ベゼルロック クロノグラフ オートマティック」
・型番:01128-3NOCA-BUIDN(ブルー)、01128-3NRCA-NN(ブラック)、01128-37GNNOCA-GNO(グレー×オレンジ)、01128-37GNRCA-GNR(グレー×ゴールド)
・価格(消費税込み):63万8000円 (ブルー、ブラック)、66万円(グレー×オレンジ、グレー×ゴールド)
・ケース素材:316Lステンレススチール
・ストラップ素材:ラバー(316Lステンレススチールバックル)
・ガラス:厚さ3mmのサファイアクリスタル(無反射コーティング)
・防水性能:50気圧/500m
・ケースサイズ:直径45mm、厚さ16mm
・ムーブメント:EDOX011(SW500)
・巻上方式:自動巻き
・機能:時・分・秒、日付・曜日、クロノグラフ、30分積算計、12時間積算計、タキメーター
・パワーリザーブ:約48時間
・石数:25石
・振動数:2万8800振動/時
・発売予定日:2024年11月25日

Gallery 【画像】3つの「ダイブ」「ドライブ」「フライ」を表す時計とは?(17枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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