歴史情緒を感じる温泉がズラリ! 「じゃらん」が「まるで映画の世界なレトロ温泉ランキング」を発表 湯力もインパクトも抜群の大浴場とは?
個性豊かなお湯と雰囲気にどっぷり浸れる温泉が多数
旅行情報誌「じゃらん」は、1月に入り寒さも一層増して温泉が恋しくなる季節に、タイムスリップした気分にもなれる建築美と趣あるレトロ温泉に関する調査をおこない、「『じゃらん』まるで映画の世界なレトロ温泉ランキング」を発表しました。

今回は、全国各地のレトロな雰囲気が魅力の温泉をテーマに、47都道府県在住20〜50代の男女1022名にアンケートを実施。ランキング結果をもとに、個性豊かなお湯と雰囲気にどっぷり浸れる温泉で、非日常的なひとときを過ごしてみてはいかがでしょか。
1位:法師温泉 長寿館(群馬県)
下に敷き詰めた玉石の間から純度100%の源泉が湧く、明治28年に建てられた歴史ある大浴場。太い梁と洋風のアーチ型の窓が特徴で、約130年前の建築美に浸ることができます。特に、明治時代の面影を残す鹿鳴館風の「法師乃湯」と「長寿乃湯」が魅力的です。
2位:山代温泉 古総湯(石川県)
明治時代にあった総湯の跡地を2010年に復元した共同浴場。カラフルなステンドグラスで囲まれた壁が印象的で、床や壁の九谷焼のタイルの絵柄までも当時のまま再現されています。
3位:奥つちゆ 秘湯 川上温泉(福島県)
職人が1年半かけて、手掘りで造った半分洞窟半分露天の珍しいお風呂。湯船・湯床は青森ヒバを使用しており、特有の温泉成分と自然の神秘さを兼ね備えているのが特徴です。
4位:片倉館(長野県)
大正から昭和初期に製糸業で栄えた片倉財閥が、地域住民の厚生と社交の場として昭和3年に建設した温泉場。周囲の壁には彫刻やステンドグラスなどの装飾が散りばめられており、ロマンあふれる内観が魅力です。
5位:新玉川温泉(秋田県)
1ヵ所からの湧出量では日本一を誇り、轟音とともに湯けむりをあげ、熱湯を噴き上げる様はまさに圧巻。このお湯は世界でも珍しい塩酸を主成分とした強酸性の泉質で、ピリピリとした強い刺激があります。大浴場には浴槽が14種類あり、体調に合わせて湯船を選ぶことができます。
6位:千人風呂 金谷旅館(静岡県)
日本一の総檜大浴場と言われるお風呂が特徴。浴槽だけでなく壁や天井に至るまで全てが木造で、深さが1メートル以上の部分もあり泳げるような広さです。 女湯「万葉の湯」からは「千人風呂」へ続く扉があり混浴も可能。
7位:湯元 不忘閣(宮城県)
約417年前に伊達政宗が滞在して感激し、「不忘」と名付けたといわれています。6カ所あるお風呂のうち、伊達政宗が入ったとされる石風呂「大湯 金泉堂」は30人の職人が2年かけて作ったもので、無色無臭の柔らかい温泉を源泉100%かけ流しています。
8位:蔦温泉(青森県)
平安時代に開湯したとされる蔦温泉は、日本でも有数な「足元から湧き出る」お湯が特徴です。長く健在する建物が生み出す懐かしい雰囲気は、歴史ある蔦温泉だからこそ味わうことができます。
9位:入之波温泉 山鳩湯(奈良県)
奥吉野のダム湖畔にある1973年創業の温泉施設。くみ上げたお湯に加温・加水などの手を加えない「源泉かけ流し」で、湯泉本来の泉質を楽しめます。毎分500リットルもの量で自噴する温泉は、時間が経つにつれ無色透明から黄金色に変化するのが魅力です。
10位:指宿温泉 村之湯温泉(鹿児島県)
明治14年創業の指宿温泉を代表する共同浴場。昭和レトロたっぷりの浴室風情が魅力的で、地元の人だけでなく、日本全国から温泉ファンが訪れる人気の温泉です。浴槽の下に源泉を持ち、生まれたての源泉に直接入浴することができます。
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