全室オーシャンビュー&“源泉かけ流し露天風呂”付き! 静岡県東伊豆に位置するホテル「伊豆リトリート 熱川粋光」がリニューアル 温泉文化を再定義する空間とは
波音と潮風に包まれたプライベートなひととき
静岡県東伊豆町に位置するホテル「伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新」が、2025年11月1日にリニューアルオープンしました。

今回のリニューアルでは、コンセプトを「ノスタルジック・ラグジュアリー」と定め、昭和の温泉街の情緒を残しながらも、現代的な快適さを備えた空間に仕上がっています。
客室数は全16室に絞られ、広さは約90〜200平米とゆとりある造りになっているのが魅力です。
特に注目されるのは、かつて大浴場として使われていたスペースを2つのスイートルームに大胆に改装した点。各スイートには約20平米の専用露天風呂を設け、太平洋を一望できるオーシャンビューを独占できます。
内湯だった部分はリビングとして再利用され、石畳や鏡の洗い場跡をあえて残すことで、温泉文化の記憶を感じられる設計となっています。
また、旧館で使われていた素材や備品を再利用するアップサイクルの取り組みも特徴です。改修で出たコンクリート片をアートワークや客室サインに再加工したり、旧ホテルの灰皿や食器を照明カバーとして再利用したりと、「廃材を資源に変える」発想で新たな価値を生み出しているといいます。
また、館内には新たにラウンジバー「汐待ち」とゲームラウンジ「浪間」を設置。バーでは相模湾を望みながら昭和歌謡や洋楽のレコードを聴ける空間を演出。静岡県産のワインやクラフトドリンクも楽しめます。
ゲームラウンジではスマートボールやボードゲームなど、昭和の遊びを通して世代を超えた交流が生まれる場となっています。
食事にもこだわっており、レストラン「汐と杯」では「伊豆の記憶を呼び覚ます、海と時の和食」をテーマに、金目鯛や伊勢海老、黒むつなど地元の食材を使った料理を提供してくれます。
和食とワインのペアリング、ノンアルコールペアリングも用意され、食を通じて伊豆の豊かさを味わうことができます。朝食は旬の魚と地元野菜を中心にした和朝食を堪能できるのも魅力となっています。
伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新は、かつて団体旅行で賑わった熱川温泉の歴史を継承しながら、新しい滞在型の旅の形を提案する宿として生まれ変わりました。今後、滞在そのものが目的となる“リトリート”型ホテルとして注目を集めそうです。
●施設概要
「伊豆リトリート 熱川粋光 by 温故知新」
・住所:〒413-0302 静岡県賀茂郡東伊豆町奈良本1271-2
・アクセス:(車)「大平IC」から約55分/(電車)「熱川」駅より徒歩約10分 ※送迎有
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