“アルヴェル”の「強敵」となるか!? “輸入プレミアムブランド唯一のミニバン”メルセデス・ベンツ新型「Vクラス」の実力とは?
国産ミニバンにはない新型「Vクラス」のアドバンテージ
ここからは、そんな新型「Vクラス」の国産ミニバンに対するアドバンテージをご紹介していきましょう。

まずはスタイリング。大規模なリフレッシュを受けた新型「Vクラス」のフロントマスクは、威風堂々としていて、かつ上品さや優雅さを感じさせるもの。品のよさと格式の両立という点では、国産の大型ミニバンよりバランスがとれていると思います。
また、用途や使い勝手に合わせてボディサイズ(全長)を選べるのも、「Vクラス」の魅力。全長は4895mmの「標準車」、5140mmの「ロング」、そして5370mmの「エクストラロング」と3タイプから選択できます。ユーザーの使い方やニーズに合わせて全長を選べるミニバンなんて、国産ミニバンではちょっと見当たりません。
加えて「Vクラス」は、シートアレンジの自由度も魅力。2列目シート以降のフロアには超ロングなシートレールが組み込まれており、セカンド/サードシートは自由に前後スライドさせることができます。
しかも、セカンド/サードシートともに取り外し可能で、すべてを外すと荷物運搬車に変身するほか、サードシートを外してセカンドシートを後方へとスライドさせることも可能。これは国産ミニバンではマネのできない美点といえるでしょう。
さらに、高速巡航性能も国産ミニバンより格上。高速道路を走っていると矢のようにまっすぐ走る優れた直進性と、背の高い箱型のボディとは思えない抜群の安定感に驚かされます。さすがは速度無制限の高速道路がある国で生まれたクルマといったところ。
超高速域での安心感はケタ違いですし、それが運転時の疲労軽減に直結します。長距離ドライブでも本当に疲れない……それが「Vクラス」の魅力だと実感します。
ちなみに「Vクラス」が搭載するのは、2リッターの直列4気筒ディーゼルターボエンジン。自然吸気ガソリンエンジンでいえば4リッター車ほどのトルクを生み出すことので動力性能は必要にして十分。しっかりと「Vクラス」を前へと進めてくれます。しかも、高速巡航時の燃費は15km/L辺りまで伸びるなど、エコノミー性能も悪くはありません。
●セカンドシートの乗員のための立派なテーブルを装備
そして、最後のアドバンテージは、「プラチナムスイート」など上級グレードに備わる、運転席と助手席の背もたれ背後に備わるセカンドシート用のテーブルです。

素晴らしいのは、まずサイズが大きいこと。新幹線や飛行機のエコノミークラスのテーブルより大きく、A4サイズのノートPCだって置けます。食事はもちろんのこと、大きな鏡を置いてのメイクだってOK。なんなら原稿用紙を広げて文章を書き進められるほどです。このサイズのテーブルは、国産ミニバンではちょっと見かけません。
その上、魅力的なのは、このテーブルがしっかりとしていて頑丈なこと。強度も剛性もしっかり確保されており、重いものを載せてもしっかり支えてくれる上、グラつかないのでノートPCでのキーボード入力もはかどります。
しかも、テーブル自体の仕上がりが上質。革が張られた表面も、磨かれた金属性のヒンジも、まさにエグゼクティブな印象です。このテーブルだけで「Vクラス」を選びたくなる……というのはさすがに大げさですが、セカンドシートの乗員を重視したいオーナーなどは、思わず「いいね!」と感じるのではないでしょうか?
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国産ミニバンにはない魅力を備え、快適な上に走りのよさも語りたくなるメルセデス・ベンツの新型「Vクラス」は、特に高速で移動する機会の多いミニバンユーザーには見逃せない選択肢といえそうです。
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