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名古屋から大阪まで特別な「夜行列車」が走る! 豪華なシートで7時間ゆっくりと寛げる“プレミアムな旅”とは

まもなく開催される大阪・関西万博に合わせて実施

 1970年代から80年代にかけて、国鉄(現在のJR各社)は、大都市と地方都市を結ぶ夜行列車を数多く運行し、ビジネス客や観光客の便利な足として活躍していました。

近鉄特急「ひのとり」プレミアムシート。本革のシートは、東北・北海道新幹線、上越・北陸新幹線に設定される「グランクラス」と同じくらいのプレミアム感がある
近鉄特急「ひのとり」プレミアムシート。本革のシートは、東北・北海道新幹線、上越・北陸新幹線に設定される「グランクラス」と同じくらいのプレミアム感がある

 しかし1987年の国鉄民営化以降は、新幹線網の発達、車両の老朽化などで夜行列車は次々と姿を消していくことになり、現在は「実用的な移動手段」としての役割をほぼ終えている状態です。

 しかし近年、臨時列車を仕立てての「夜行列車ツアー」が人気を集めています。

 たとえばJR九州が2024年秋から冬にかけて開催した「713系で行く日豊本線普通列車夜行の旅」「783系で行くドリームにちりんの旅」には“夜の列車旅”にノスタルジーを感じる人が、数多く参加しました。JR東日本が3月28日(金)に設定した「上野発・秋田行き『夜行列車』を3月の春休みに楽しむ旅」は、コースによっては満員となる盛況ぶりです。

 そして私鉄として日本最長の路線網を誇る近鉄も2025年2月28日、臨時列車による夜行列車ツアー「往路 夜行列車『ひのとり』で行く 大阪自由散策」の実施を発表しました。

 これは、ふだん昼行の特急として走っている「ひのとり号」を、夜行列車としてはじめて運行するもので、走行区間は近鉄名古屋駅から大阪難波駅まで、近鉄名古屋駅の出発時刻は23時32分、大阪難波駅の到着時刻は6時16分となっています。

 このように大阪難波駅着が早朝であることから、まもなく開幕する「EXPO 2025 大阪・関西万博(大阪万博)」「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」などの観光や、大阪ならではの食べ歩きなど、時間を有効につかった過ごし方ができそうです。

 なお途中駅の停車駅は桑名駅、近鉄四日市駅、鶴橋駅、大阪上本町駅で、桑名駅と近鉄四日市駅からの乗車、鶴橋駅と大阪上本町駅での降車が可能です。

 ただ、いくら近鉄の路線網が広大とは言え、近鉄名古屋駅から大阪難波駅までは、昼行のひのとり号が2時間ほどで走り抜ける区間です。

 ここをまるひと晩、7時間弱かけて走るため、夜行のひのとり号は、途中の名張駅で時間調整のため約4時間停車します。この名張駅での停車では、乗降の客扱いは行わず、また利用客もホームへの下車はできません。

Next夜行列車ツアーは4回すべて土曜日に実施
Gallery 【画像】「ひのとり」が夜行列車に!? 豪華特急のインテリアを写真で見る(31枚)

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