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小ぶりな39mmケースが人気のチューダー「ブラックベイ 58」に新色! しかも待望のマスタークロノメーター化を実現【W&W2025 #01】

●鮮烈なバーガンディに身を包んだブラックベイ 58

 本日より開催される「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ2025」では、名だたるウォッチメゾンが新作を次々と発表しています。

 そこでまずは例年話題をチューダーの新モデルをご紹介。発表以来、人気シリーズとして君臨する「ブラックベイ 58」が新色をまとい登場します。

ついにシリーズ初のMETAS認定マスタークロノメーター化した「ブラックベイ 58」
ついにシリーズ初のMETAS認定マスタークロノメーター化した「ブラックベイ 58」

 まっさきに目に飛び込むのは、ベゼルもダイヤルも上品な赤に染まったオールバーガンディのカラー。今年のチューダーは他の新作もカラーダイヤルを多く採用しており、色にこだわっているのが見て取れます。

 39mmという小ぶりかつ薄型ケースかつ200m防水という「使い勝手のいいダイバーズウォッチ」という点こそ人気の要因でもありましたが、今回ついにブラックベイ 58としては初めてのMETAS認定による「マスタークロノメーター」を取得。

 スイス公認クロノメーター検査協会(COSC)による認定、2つの異なる温度下、6つの姿勢、そして2つのパワーリザーブ残量状態での精度テスト、15,000ガウスの高磁場環境下でのスムーズな動作確認およびその後の精度テスト、さらに200m(660ft)防水、65時間のパワーリザーブというハイスペック化を果たしました。

豊富なベルトのパターンも魅力のひとつ
豊富なベルトのパターンも魅力のひとつ

●よりレトロ感が増したロリポップ針に注目

 ブラックベイ 58は、「ビッグクラウン」と呼ばれたチューダー初の200mの防水性能を誇るダイバーズウォッチ「Ref. 7924」が発表された年にちなんで命名されています。

 その1950年代のクラシックなプロポーションを維持しつつ、新たに変更されたのはチューダーを象徴する秒針の「スノーフレーク針」が、より初期にインスパイアされた「ロリポップ針」になっている点。

 さらにデザイン、装着感ともに評価の高かったリベットスタイルのブレスレットは、工具不要の簡単な操作で、着用者自身が8mmの長さを5段階で調節することができるチューダー独自の「T-fit アジャスティングシステム」を搭載。

 これにより、さらなる着脱しやすさやフィット感が高まっています。2025年、またまた時計好きを唸らせそうなチューダーの新作が話題を呼びそう。手に取れる日が待ち遠しいところです。

●製品仕様
「Black Bay 58」39 mm スチール製ケース バーガンディダイアル
・価格(消費税込):63万3600円
・ケースサイズ:39mm径、11.7mm厚
・ケース素材:ステンレススチール
・防水性能:200m(600f)防水
・耐磁性能:15,000ガウス
・ムーブメント:マニュファクチュール キャリバー MT5400-U
・パワーリザーブ:65時間

Gallery 【画像】実際に身につけると? チューダー新作をあらゆる角度から画像で見る(23枚)

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