まるで獅子の如き雄々しいデザイン! 「グランドセイコー」の紋章である獅子の爪をモチーフにした機械式クロノグラフの実力とは【W&W2025 #05】
●金属の塊を削ぎ落としたかのような大胆なフォルム
時計愛好家が注目する「ウォッチズ アンド ワンダーズ ジュネーブ 2025」において、グランドセイコーはメカニカルクロノグラフムーブメント・テンタグラフを搭載した「Sport Collection Tokyo Lion Tentagraph」をリリースしました。
このモデルはブランドを象徴する、獅子の持つ威厳や気高さに由来するスタイルをまとった機械式クロノグラフ。
獅子の力強い爪をモチーフに、金属の塊を削ぎ落としたかのような大胆なデザインは、獅子が腕をしっかり掴んでいるような形状に仕上げられています。

金属の表情をより際立たせるポリッシュ仕上げとヘアライン仕上げが爪の鋭さを強調し、ケースにはステンレススチールの約2倍の硬さを持つ、グランドセイコー独自の先進素材ブリリアントハードチタンを採用。
純チタンよりも白く、傷がつきにくいのが特徴の先進的なチタン合金素材で、その表面をグランドセイコーが誇る熟練の研磨師が「ザラツ研磨」を駆使して磨き上げることで、タイムピースの魅力を引き立てています。
獅子のたてがみが風になびく姿にインスピレーションを得たダイヤルには、風靡(ふうび)という言葉にふさわしい有機的な模様をデザイン。3時・6時・9時位置の3つのサブダイヤルには別体パーツを採用し、変化に富んだ表情に仕上げられています。
椀状のサブダイヤルは針と目盛の距離が近いため計測結果が読み取りやすく、獅子の鋭い爪のような多面体のインデックスはダイヤカットによって輝きが増加し、凹形状に切削した中にルミブライトを充填することで、暗闇で視認性を高めています。
タイムピースの心臓部にはグランドセイコーを代表する、自動巻クロノグラフムーブメント・キャリバー9SC5「テンタグラフ」を搭載。毎秒10振動による安定した精度と、クロノグラフ作動時でも最大約3日間(約72時間)のロングパワーリザーブを実現しています。
ストラップにはシリコンストラップの2倍以上の引っ張り強度を持つ、強靭なケースの造形にふさわしいラバーストラップを新開発。
なめらかな質感を備え、裏側には獅子の肉球のようなデザインを施すなど、ちょっとした遊び心も添えられています。
ブランドを象徴する獅子を思わせる威風堂々とした佇まいに、見る角度によって表情の異なる鋭い爪で削り取ったようなケースが印象的な「Sport Collection Tokyo Lion Tentagraph」。クロノグラフの押し心地までこだわり抜いた、百獣の王と称される獅子の力強さを、腕元で感じることができるタイムピースです。
●製品仕様
「Sport Collection Tokyo Lion Tentagraph」
・品番:SLGC009
・価格:231万円(税込み)
・ケース素材:ブリリアントハードチタン
・ケースサイズ:43.0mm、厚さ15.6mm
・ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
・ダイヤル:風靡(ふうび)パターンのサンドカラー
・ストラップ:ラバー
・ケースバック:4本ネジ固定のシースルーバック
・防水性能:日常生活防水(20気圧)
・ムーブメント:自動巻き(手巻き付き)
・キャリバー:9SC5
・パワーリザーブ:72日間
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