F1へのオマージュと情熱で包まれた特別な「タグ・ホイヤー限定モデル」のディテールはどこがすごい?【W&W2025 #07】
●レーススタート時の興奮をいつでも腕元に
2025年1月、タグ・ホイヤーはF1の公式タイムキーパーへの復帰を発表しました。
それを記念して生み出された限定モデル「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ F1」は、F1へのオマージュがふんだんに盛り込まれた大胆なデザインと、ブランド史上最も複雑な機構となるスプリットセコンドキャリバーを搭載してF1のスピリットとスピード感を表現した作品に。
ベースとなるのはもちろんモナコグランプリからその名の由来する人気コレクション「モナコ」であり、今作においておなじみのスクエア型ケースを形作るのは純白のホワイトセラミックです。

セラミックのブロックから削り出したのち手作業で丁寧に仕上げられたもので、繊細な曲線がF1マシンと同様のエアロダイナミックなシルエットを描き出しています。
リューズやプッシュボタンもホワイトセラミックであり、リューズではタグ・ホイヤーのシールドロゴがアクセントに。
ダイヤル内はレッドの半透明ダイヤルとなっており、白と赤によるアグレッシブな配色とメカニズムの魅惑によって、F1への情熱を体現。
レッドとホワイト、2本のクロノグラフ秒針はスプリットセコンド(ラトラパンテ)のためのもの。
左右のクロノグラフカウンターに見えるコの字とイエローのデザインは、F1のスターティンググリッドを模したもので、さらにその下には、「LIGHTS OUT & AWAY WE GO」の文字が。
これは、スカイスポーツF1のリードコメンテーター、デビッド・クロフトがグランプリのスタート時に毎回叫ぶ有名なフレーズ「ライトが消えた。一斉にスタート!」の意であり、スタートシグナルが消えマシンが走り出す瞬間の高揚感を表現しています。
心臓部は自動巻スプリットセコンド クロノグラフ キャリバーTH81-00を搭載。1枚のサファイアクリスタルで作られたシースルーバックからは、タグ・ホイヤー史上最も軽量かつ最も先進的なこのキャリバーを存分に堪能することができます。
シンボルとなっているシールド型のローターにはサーキットの紅白の縁石をイメージしたハンドペイントも施されており、日本人にとってはおめでたい雰囲気さえ感じる特別なディテールに。
ストラップは、テキスタイルパターンのエンボス加工を施したホワイトのカーフストラップで、レッドのステッチがいわばサーキットの縁石を抽象化したようなデザインに。
このタグ・ホイヤー史上最も複雑な記念モデルは、世界限定10本という希少数にて登場となります。
●製品仕様
「タグ・ホイヤー モナコ スプリットセコンド クロノグラフ F1」
・価格(消費税込):1914万円(予価)
・Ref.:CBW2190.FC8356
・ムーブメント:TH81-00 自動巻 スプリットセコンド クロノグラフ
・ダイヤル:レッドの半透明ダイヤル
・ケース:ホワイトセラミック製ケース
・ケース径:41mm
・防水:30m防水
・ストラップ:エンボス加工された手縫いのホワイトカーフストラップ
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