日産「サクラ」のライバルに!? BYDが“日本専用・軽EV”を2026年後半に投入予定 日本の軽自動車市場参入に対するSNSの反響とは
BYDが軽自動車市場参入に対するSNSでの反響とは
今回の発表では、「軽自動車ビジネスのマーケティングや販売に関する知識と経験を備えた人材を広く募集」とのこと。詳細は分かりませんが、現段階でこのような人材募集が行われていることを考えると、決まっているのはBEVモデルということのみで、ターゲット層やコンセプトなど、目指す軽自動車像はこれから決まるのかもしれません。

BYDの軽自動車という点で注目したいポイントは多くありますが、最大のポイントはやはり車両価格値段です。軽自動車EVといえば、日産「サクラ」と三菱「eKクロスEV」が先行する存在でありますが、こちらは約260万円からとなっています。この価格に肉薄できるかが、ひとつのポイントとなってくるでしょう。
BYDの技術としてアピールしているリン酸鉄リチウムイオンバッテリーは、価格を安くできるというメリットがあるので、BEVモデルということを差し引いて「軽自動車として」魅力的な価格になるかに注目したいところです。
まだまだ日本でBEVの普及が進んでいるとは言えない状況ですが、BEV軽自動車としてのBYDなりの最適解は、どんなモデルとして答えを出してくるのか。2025年秋のジャパンモビリティショーで何かしらの発表があるかもしれないので、続報に期待しておきたいところです。
BYDが軽自動車市場参入についてSNSではどのような反響があるのでしょうか。
「安く手に入るならそれに越したことはない」「選択肢を出さない日本車メーカーの尻に火がついたのでは?」と、EV市場の競争がユーザーにとってメリットであるという声が目立ちました。
特に期待の声が多かったのが「価格」と「航続距離」。BYDが日本の軽EV市場に投入するモデルについて、「サクラより安く、航続距離も長ければ補助金込みで売れる可能性は高い」「200万円以内で買えると信じている」といった希望的観測も多く見られました。
一方で、「本命は軽PHEVでは?」と見立てる声もあり、「BYDはPHEVが得意で、日本メーカーは軽のPHEVを持っていない。発売されれば独壇場になる」との指摘も。すでに中国では日本の軽規格に近いサイズの車両が流通しており、「日本の安全基準さえクリアできればBYDの優位は揺るがない」という現実的な意見も出ています。
また、近年のBYDの動きについて「正規ディーラーが続々と全国に展開している」「デザインも良い」「スライドドア仕様が出れば日本の軽と真っ向勝負になる」と、商品力だけでなく販売体制の充実にも注目が集まっています。
ただし、「それでも日本メーカーには頑張ってほしい」とのエールも根強く、日本勢の巻き返しを期待する声も共存しています。
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