角形クロノグラフのアイコン! 世界970本限定の「タグ・ホイヤー モナコ」は1970年代を体現するストップウォッチへのトリビュート
●時代を超えて愛される角形クロノグラフに、70年代へのオマージュを込めて
去る5月25日(現地時間)、熱狂のうちに開催された2025年F1モナコGP。これに先立ち話題を集めたのが、半世紀を超える歴史を誇るF1モナコGPが史上初めてタイトルパートナーを迎えたというニュースでした。
パートナーとなったのはF1公式タイムキーパーでもあるタグ・ホイヤー。これを記念して発表されたのが、今回ご紹介する「モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」です。

ベースとなっているのはもちろん、1969年の誕生以来、メゾンを代表するクロノグラフとして君臨する「モナコ」コレクション。
世界初の防水機能付きの角型自動巻クロノグラフとして時計界に衝撃を与えたこのモデルは、俳優スティーブ・マックイーンが映画『栄光のル・マン』で着用したことでも、つとに有名。独創的なスタイルとレースへの情熱を象徴するタイムピースとして、今も高い人気を誇ります。
新作「モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」も、このアイコニックモデルの系譜に連なる正統派の1本。ケース径は39mmで、ムーブメントには、初代モナコの精神を継承する自動巻きキャリバー11を搭載。
斬新なデザインには、1960〜70年代にサーキットでの計時に使用されていたホイヤーのストップウォッチへのオマージュが込められています。
●ヘリテージモデルに材を得たホワイト・ブラック・レッドのカラーパレット
デザインをさらに詳しく見ていきましょう。
ダイヤルは、下地にシルバーオパーリン、中央にブラックを重ね、外周には鮮やかなレッドカラーのミニッツトラックを配した構成となっていますが、これは1968年から1969年にかけてサーキットで活躍したホイヤー製ストップウォッチを再現したもの。
ホワイト・ブラック・レッドというコントラストの強いカラーパレットには、機能性を最優先に据えるジャック・ホイヤーのデザイン哲学が現れています。

スクエア型のサブダイヤルにもブラック×ホワイトを採用し、クロノグラフ秒針にはレッドラッカーをあしらって鮮烈なアクセントに。
12時位置のブランドロゴにはヴィンテージ感漂う旧タイプを使用、「モナコ」の伝統に倣った左りゅうずの採用など、ファン心をくすぐるこだわりを随所に散りばめます。
一方、ケースはブラックDLC加工を施したチタンを採用することで、軽さと耐久性、さらにモダンなルックスを実現。
パンチング加工を施したブラックのカーフストラップがレーシンググローブを想起させるなど、全体にモータースポーツの世界観がしっかりと貫かれています。
また世界限定970本という数字も、メゾンとモータースポーツとの関係性が大きく発展した1970年代を象徴するもの。
特製パッケージと専用トラベルポーチが付属するなど、コレクターズアイテムとしての完成度も申し分なし。タグ・ホイヤーとF1グランプリの半世紀を超える熱い絆が息づく特別なモデルです。
●製品仕様
「タグ・ホイヤー モナコ クロノグラフ ストップウォッチ」
・品番:CAW218F.FC6356
・価格(消費税込):147万4000円
・ケースサイズ:39mm径・15mm厚
・ケース:グレード2チタン(ブラックDLC、サンドブラスト加工)
・ストラップ:ブラックカーフレザー(パンチング加工) グレード5チタンのピンバックル
・ムーブメント:自動巻 キャリバー11(時・分・秒、クロノグラフ:1/4秒計、30分計、日付)
・駆動時間:パワーリザーブ40時間
・防水性能:100m防水
・限定数量:世界970本
・発売時期:2025年5月
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