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なぜ? 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の自由席が1両減って2両に 指定席が増やされた背景には何がある?

EXサービスの利用者数は増加傾向 気軽に指定席の変更が可能に

 東海道・山陽・九州新幹線で利用できる「EXサービス」では、最大で1年前から指定席の予約が可能で、のぞみ号も例に漏れず事前予約の対象となります。

東海道・山陽新幹線「のぞみ」
東海道・山陽新幹線「のぞみ」

 これらのサービスを活用すれば、乗車直前まで手数料無料で予約変更ができます。

 実際、東海道新幹線のネット予約「EXサービス」の会員数は増加しおり、ネット予約比率は、半分を越えているといいます。

 そのため、予め座席を確保でき、スマホから何度でも列車の変更ができるEXサービスの普及が指定席ニーズが高まった背景にあると考えられています。

 のぞみ号の指定席拡大について、「自由席ユーザーにとっては不便」という声もある一方で「比較的混む時期でも席を確保しやすくて便利」「ひかりは指定席のニーズも多そうだし良いと思う」などと評価する声も見られます。

 自由席車両の縮小は、出張など突発的に乗車する人にとって使い勝手が悪く映ることもあります。

 しかし、スマートEXやエクスプレス予約により、自席を事前に確保でき、列車変更もオンラインで完結します。スケジュールや予算に合わせて指定席を押さえておく方が賢明と言えるでしょう。

 ちなみに、東海道新幹線「のぞみ」号(東京〜新大阪間・通常期)の普通車指定席は1万4200円、自由席は1万3870円です。

 指定席側は季節による加減算があり、閑散期と繁忙期で同じ区間でも時期により差額が330円〜930円程度まで変動します。

 自由席と比べてわずかな上乗せで確実に座れるため、座席確保の手間やストレスを考慮すると指定席の利用価値は高まります。

※ ※ ※

 のぞみ号の指定席拡大は、利用者のニーズ変化に応えるかたちでおこなわれる施策です。
 
 なお、今後他の列車での指定席拡大の可能性については「時々の状況に応じて課題を整理・検証し、最適な座席区分の姿を検討していきます」と話しており、「のぞみ」号以外への展開は現時点では未定としています。

Gallery 【画像】「えっ…!」これが新幹線「のぞみ」の自由席が少なくなった理由です(19枚)
「カチッ」と日常をオフに。至福の時を刻む、マインドフルネス

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