なぜ? 東海道・山陽新幹線「のぞみ」の自由席が1両減って2両に 指定席が増やされた背景には何がある?
指定席拡大の背景にある利用傾向の変化とは
JR東海とJR西日本は2024年12月、「のぞみ」号の普通車指定席を1両増やすと発表しました。
これまで自由席だった3号車を2025年春から指定席に変更することで、1列車あたり85席分の指定席が新たに加わることになります。

指定席数を拡大する狙いについて、JR東海の担当者は、次のように話しました。
「のぞみ号では乗車率が高い状況が続いており、かつ平均乗車率は自由席よりも指定席の方が高く、お客様の指定席ニーズが高い状態にあります。
本施策は、このような『のぞみ』号をご利用になるお客様の指定席ニーズに応えるべく、 3号車を指定席とすることで指定席数を拡大するものです」
さらに、指定席の需要が高まっている背景には、利用者層の変化もあるといいます。
前出の担当者は、続けて次のように話しました。
「ご利用に占める観光やインバウンドの割合は近年増加傾向にあり、そのような方々は単独ではなく複数人でご利用頂くケースが多いです。
予め並びのお席をしっかりと確保して安心して旅行したい、というニーズも強い傾向にあります」
こうしたニーズに応えるかたちで、指定席車両の拡大が進められることになったといいます。
今回の変更により、のぞみ号ではこれまで3両あった自由席は2両に減ることになりました。
そのため、状況によっては、自由席を利用している人にとっては座席確保の競争が激しくなっていることも考えられます。
しかし一方で、現在はネット予約サービスの充実により、指定席を手軽に確保できる手段も整ってきています。
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