JR東海の普通列車が2日間乗り放題! お盆期間も使える「オトクなきっぷ」をどう使う? ちょっと複雑な“ルール”とは
東海道新幹線でJR東海の駅に到着する必要がある
まもなく夏休みシーズンがやってきます。
この時期は平日であっても観光地や行楽地に向かう道路がふだん以上に混雑するため、移動手段に「クルマよりも電車」と考えている人も多いのではないでしょうか。
ただ、電車でお出かけするときの悩みは、やはり交通費です。自宅と目的地の単純往復ならまだしも、目的地を数か所を回るような旅程では、支払うきっぷ代の積み重ねが意外に高額になってしまうことは否めません。
しかし2025年6月20日(金)、そんな夏休みシーズンの旅行に向け、JR東海から使い勝手のいい旅行商品が登場しました。
それは連続した2日間、JR東海の営業エリアの在来線全線の普通・快速列車普通車自由席が乗り降り自由になる「JR東海・夏の乗り放題きっぷ」です。

発売期間は7月4日(金)から9月9日(火)までで、利用可能期間は7月19日(土)から9月10日(水)となっています。
そして利用可能期間中の3連休やお盆期間も除外日とならず、そのまま利用できるのがポイントです。価格はおとな3900円、こども1900円です。
ただこのきっぷには、ちょっと変わった発売条件が定められています。
それは、購入できるのが「東海道/山陽/九州新幹線のネット予約サービス『EXサービス』で、熱海駅〜米原駅」を着駅とする東海道新幹線を予約した人限定」になるということです。
そのため「東京駅」からJR東海の営業エリアとの境目となる「国府津駅」や「熱海駅」まで普通列車でアクセスし、そこからこのきっぷを使うことはできません。たとえば熱海駅から使いたいのであれば、「EXサービスを使い、東京駅から新幹線で熱海駅まで移動する」必要があるのです。
実際の購入の手順は、まずEXサービスで新幹線の予約を済ませます。
その後EXサービスのサイトに設けられたリンクから「EX旅先予約」に移動し、「JR東海・夏の乗り放題きっぷ」のバナーをクリックし、申し込み手続きを行うという流れになります。
きっぷの受け取りは、JR東海のきっぷ売場、もしくは改札の外にある「5489サービス」表示のある券売機に限定されます。
ただしJR東日本との境界駅となる「国府津駅」「甲府駅」「辰野駅」「塩尻駅」、JR西日本との境界駅となる「猪谷駅」「新宮駅」では受け取ることができません。また「熱海駅」は、JR東海新幹線乗換口のきっぷ売場のみ、受け取りに対応します。
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