夏はやっぱり“沖縄”に行きたい! 旅行には必須なレンタカー 他地域の空港とは異なる 那覇空港特有の「レンタカー事情」とは
飛行機を降りてからレンタカーを借りるまで2時間かかる場合も
沖縄本島は、美しい海、そして琉球時代の「城(ぐすく)」や本島北部に広がる自然豊かな「やんばるの森」などの観光資源にあふれ、現在は日本国内だけでなく、アジア各国をはじめとする世界的な観光地に成長しています。

ただその一方で、鉄道をはじめとする公共交通網の発達が不十分なことから、ホテル滞在型の休暇を過ごす人以外は、空の玄関口である那覇空港から、レンタカーの利用が不可欠となっています。
そのレンタカーの利用については、日本の他の空港とは異なる事情があり、観光スケジュールを組み立てる上で重要なポイントとなっています。
その事情とは、レンタカーの借り出しと返却に、予想外に時間がかかることです。
では実際に、沖縄でレンタカーを借りる場合にはどのくらいの時間がかかるのでしょうか。まず空港に到着し、レンタカーを借りる流れで見ていきましょう。
レンタカー会社各社の那覇空港最寄りの営業所は、その多くが空港のある那覇市の南隣にある豊見城市に所在し、空港ターミナルから7〜8kmほど離れています。空港ターミナルとレンタカー営業所との間の道路は、慢性的に渋滞しています。
那覇空港からこれらの営業所までの送迎バスでの移動は、混雑時には30分近くかかります。これに空港での送迎バスの待ち時間を入れると、40分以上になってしまうこともあります。
またレンタカー会社によっては、営業所の窓口で手続きするスタッフが不足し、借り出しの手続きまでさらに10分から20分の待ち時間が発生することもあります。
空港で預け入れ手荷物をピックアップする時間も含めると、土日の午前中は飛行機を降りてからレンタカーを借り出して出発するまでに2時間かかってしまうことも珍しくないのです。
こうした事態を想定せずに「午前中に空港に着いたらすぐにクルマを借りて、人気のお店で早めのランチを食べて…」などと考えていると、スケジュールが当初から破綻してしまいます。
ではこうした時間のロスをなくすには、どうすればいいのでしょうか。
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