公道を走れる“F1マシン”! メルセデスAMG「ワン」が英国オークションで高額落札 最高時速352キロ・トータル出力1063馬力のハイパーカーとは
F1譲りの1.6リッターV6ターボ&4モーターを搭載
英国のオークションサイト「Bonhams Cars(ボナムズ カーズ)」は、2025年7月11日に英国グッドウッドで開催された「Goodwood Festival of Speed 2025(グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2025)」において、2023年式メルセデスAMG「ONE(ワン)」を出品しました。

メルセデスAMG「ワン」は、F1マシン由来のハイブリッドパワーユニットを公道走行可能なクルマに搭載した、AMG史上もっとも革新的なハイパーカーです。世界限定275台が手作業で製造され、即完売。多くが著名なF1ドライバーやコレクターの手に渡っています。
パワーユニットは、F1マシン「メルセデスAMG F1 W06」と同型の1.6リッターV型6気筒ターボ「PU106B」型エンジンをミッドシップに搭載し、最高出力は574馬力を発生。さらに、フロントに2基、リアに2基の計4基の電動モーターを組み合わせ、システム全体の最高出力は1063馬力(782kW)に達します。
この4基のモーターのうち、フロント側は左右個別に駆動力を配分できる設計となっており、極めて高い旋回性能を実現。MGU-KやMGU-HといったF1仕様のエネルギー回生ユニットも搭載され、電力は800V仕様のリチウムイオンバッテリーに蓄電されます。EV走行のみでも18.1kmの走行が可能なプラグインハイブリッド(PHEV)仕様です。
駆動方式は後輪寄りの4WDで、7速シングルクラッチAMTと4枚のカーボン製クラッチを採用。車体はオールカーボン製で構成され、ボディサイズは全長4756mm×全幅2010mm×全高1261mm、ホイールベースは2720mm、車両重量は1695kgに抑えられています。
これにより、0-100km/h加速はわずか2.9秒、0-200km/h加速は7.0秒、最高速度は352km/hという驚異的なパフォーマンスを実現しています。2022年にはニュルブルクリンク北コースで6分35秒183という量産車最速タイムを記録し、その後も各サーキットでラップレコードを更新しました。
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