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落札価格は2億円超え!? BMW初のミッドシップ・スーパーカー「M1プロカー」が米国オークションに登場 世界限定54台の“ワンメイクマシン”とは

M部門が生み出した470馬力のワンメイクマシン「M1プロカー」

 2025年8月13日と14日にカリフォルニア州で開催されたブロードアローオークションズ主催の「モントレージェットセンター2025オークション」において、1980年式BMW「M1 Procar(M1プロカー)」が出品され、落札されました。

オリジナルコンディションを保つ1980年式BMW「M1プロカー」
オリジナルコンディションを保つ1980年式BMW「M1プロカー」

 1970年代後半、BMWのモータースポーツ部門「BMW M」が初めて手掛けた独自開発モデルが「M1」です。BMW初のミッドシップ・スーパーカーとして登場したM1は、イタリアの名デザイナー、ジウジアーロが描いたシャープなウェッジシェイプを纏い、レーシングカー譲りのパフォーマンスで注目を集めました。

 そのレース仕様として誕生したのが「M1プロカー」で、F1の前座レースとして開催された「プロカー選手権」に供給され、当時のトップドライバーがステアリングを握った伝説的なワンメイクマシンです。

 3.5リッター直列6気筒エンジンをミッドシップに搭載し、プロカー仕様では最高出力470馬力/9000rpmまで高めたことで、最高速度は300km/hに迫る実力を実現。軽量なスペースフレームシャシや空力性能を高めたワイドボディにより、レーシングカー顔負けのダウンフォースを発揮しました。

 今回落札された個体は、全世界でわずか54台しか製造されなかったM1プロカーのひとつ。新車時に米国カリフォルニアの名門レーシングチーム「ヴァセク・ポラク」に納入されたものの、FIA規則の変更により一度もレースに参戦することなく保管されてきました。その結果、塗装・内装・メカニカルコンポーネントに至るまでオリジナルの姿を残す、極めて貴重な一台となっています。

 その後は限られたオーナーによって大切に維持され、2022年には専門ショップで整備が行われるなど、現在でも良好なコンディションを維持。未走行に近いオリジナル性を誇るこのM1プロカーは、コレクターにとって垂涎の存在といえるでしょう。

 今回のオークションでは、落札予想価格が145万ドルから185万ドル(日本円で約2億1423万円から2億7333万円)とされていましたが、最終的に160万ドル(日本円で約2億3640万円)で落札されました。

Gallery 【画像】惚れ惚れするカッコよさ! 世界に54台しか存在しないBMW「M1プロカー」を写真で見る(30枚)

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